まちこ先生の船からのらくがき

まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ 8/27 ルセ


8月27日 午前8時にシップはブルガリアのルセに到着しました。

私たちは3つの観光コースからルセ(ブルガリア)とジュルジュ(ルーマニア)、
所要時間3時間半を選びました。

ルセ(ドナウ川が国境とされジュルジュと対岸で向かい合っています)は、
19?20世紀のバロック調とネオロココ調の建築物が有名です。
伊、独、澳、の建築家、ブルガリアの建築家らが設計した美しい建物の数々から
「小さなウィーン」と呼ばれています。

美しい「収入ビル」と呼ばれる建物には正面と屋根に並ぶ7体の像が。
芸術、学問、農業、工芸、商業、防衛、精神を象徴しているのです。

車窓からそれらの建築物を眺めながら、ルセ大聖堂に着きました。
その大聖堂は地下(BF1位)にありました。
窓がない代わりに美しいシャンゼリアが教会の中を明るく照らし出していました。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき 

ドナウからのらくがき

さて、これよりルセ(ブルガリア)から対岸、ルーマニのジョルジュヘ向かいます。

この2つの街を繋ぐ橋は「ルセ.ジョルジュ友好記念橋」
ところが、ルーマニアへの入国審査がとても慎重で、その時間は1時間以上にも及びました。
この時間がジュルジュでの見学にマイナスに影響してきます。

ジュルジュ町中の公園のような所で降りました。
ダウンタウンは目の前です。

本来、ここでの自由時間は60分位のはずが、15分となりました。
スケジュールどおりに行動しなければならないからです。
この時間ですと遠くへはいけません。

集合場所の近くのコンビニ位の大きさのスーパーマーケットを覗いてみました。
Myrian.とDanielも一緒です。

物価の安さに驚きました。
日本では2000円位はする大きさのスイカが70円です!!! びっくり。
でも現地通貨は持参していないので買い物はできません。

ジュルジュでは何も見れなかった、というより、
友好記念橋を渡ったと言えるでしょうか。

船も私達のツアー中にルセからジョルジュまで移動していました。
私たちを乗せたバスもジョルジュの河岸に向かいます。

ルセとジュルジュ、最も印象に残っているのは、
友好記念橋から見たドナウ川の青く美しかった事。
まさに、ヨハンシュトラウス2世の「青き美しきドナウ」です。

それにちなんでこの2つの街をドナウの宝石、アクアマリンと呼びたいと私は思います。

ドナウからのらくがき

シップに戻ったのは1時頃だったでしょうか。
ランチを頂いた後はゆっくりとパッキングです。

夫はお殿様で何もしません。私が一人で全部しなければならないのです。
”Your program today” のインフォメーションに添って一つずつチェックし片づけていきます。

6時半から10時の間にシップで使ったものへの支払いとありましたが、こういう記述も。

”For those who are paying Credit Card the settlement
will be automatically done tonight. 
You don’t need to come to the Reception”

→チェックイン時にクレジット登録されている場合自動的に今夜支払われ、
フロントに来なくても良い と。何とスマートなやり方!!!
(今年、1月の船旅、コスタビクトリアリアでは2千人が長蛇の列に並んでの支払いでした)

ディナーの時間が迫ってきたのでシャワー、メイク、ドレスアップ。
アマセレーナの最後の夜を迎える準備が整いました。
7時からLast Dinner です。

レストランに入るとすぐのテーブルでMyrian .Danielご夫妻が笑顔で手招き。
4人で最後の夜に乾杯。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

それはそれは美味しいコースを頂きながら、話題は私共が彼らの知る日本人とは全く違う! という事でした。

彼らの知る日本人はシャイでおとなしくて…。どうやら私たちは賑やかなようです。
ビジネスの話題にも。Daniel は、会社の転売。Myrianはスペイン語と英語の通訳者。
とてもうまくいっているようです。
それに引き換え私たちは…。するとDaniel が売ればいいと言います。
私がアイデアを教えるよ、相談に乗るよ、と、親身になってくれてのお話です。

デザートも終わる頃、音楽が…。 
ハッピバースデイ トゥ ユー♪ ハッピバースデイ トゥ ユー♪ 
と私たちの席にケーキとピカピカキャンドルが近づいてきます。

そうだ今日は私の誕生日!!!
大勢のクルーがバースデイケーキを運びお祝いの言葉を言ってくれました。

何て幸せなお誕生日、今までで一番しあわせな誕生日。
レストランの責任者がそのケーキを4つにカットして
私達4人にプレゼントしてくださいました。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

部屋に戻って窓を開けると岸辺では賑やかな若者たちや子供たちの声と姿が川岸から。
岸辺にはベンチが置かれ公園のようになっているのです。

8月27日、土曜日、夏のドナウ川をルーマニアのジュルジュの人々も楽しんでいるのですね。
私達もバルコニーからドナウ川の爽やかな風とさざ波とを楽しみました。

明日の朝9時がチェックアウトです。
いよいよアマセレーナとのお別れが迫ってきています。

ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~


まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

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  まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ 8/28 ブカレスト


8月28日 とうとうアマセレーナとクルーの皆様とお別れです。

”Your program today” に従って下船の準備です。
私達は9時発のブカレストツアーに入れて頂きました。
(飛行機の離陸が午後10頃の為)

このグループのトランクには赤色のタグを付けます。
つまり下船後の行動パターンによりトランクタグが異なるのです。
(黄色、緑、グレー、ブルー、紫、ピンク色、茶色)
これも手荷物と行動に間違いの無いように工夫されたスマートな方法ですよね。

クルーの皆様に見送られ下船。
その時ベンチに腰掛けておられたキャプテンとCo pilot のお二人に
それぞれに記念写真をお願いしました。

Good bye とお別れをし、色分けされたバスに乗り込みます(グループ赤)バスはほぼ満席。

いよいよアマセレーナとお別れ。
さようなら、アマセレーナ。
さようなら、クルーの皆様、そしてありがとう!

バスとクルーズマネージャーのJerenaさんは「バルカンの小パリ」と呼ばれる
ブカレストの魅力を余すところなく見せるように移動し導いてくださいました。

まずは車窓から凱旋門、
そして農村博物館【中には人馴れした猫(グレーと黒色)が古い民家に馴染んで】にて散策、
こちらではお土産物買うことができました。

その後次々と素晴らしい建築物を目にする事になりました。
アテネ音楽堂、ルーマニア貯蓄銀行、ルーマニア国立美術館、革命広場の旧共産党本部
(向い側→前にカロル1世騎馬像のあるブカレスト大学図書館)など。
素晴らしい建物です。
バルカンのパリと言われるのも理解できます。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

その後、バスは私たちを素敵なレストランに連れて行ってくれました。
そこでのランチの何と美味しかった事か!!!

少食の夫も完食したほどです。
特にデザート、すごくおいしかった。
皆様がこのデザートは素晴らしく美味しいと口々に言われていました。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

さて、午後からは今日のハイライト 国民の館です。
(1984?1989年に建設、本来はチャウシェスクの館だった。ペンタゴンに次ぐ世界第2の大きさ、3000室の部屋)

この館は本当に本当に本当に凄い!!!!!! お写真を見て頂ければわかって頂けるでしょうか。
ブダペストの国会議事堂をはるかに超える 広さ大きさ、豪華さ、スケール、優雅さ、贅沢さです。

広いバルコニーに出ると正面に、美しい庭園と左右に対面する街並みが見えます。
このバルコニーから演説をしたのはチャウシェスクではなくマイケルジャクソンだった。
”ブルガリアの皆さん”と間違えて。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

バルカンの小パリ、ブカレストを堪能した私たちをバスはヒルトンホテルに運んでくれました。
午後4時頃でした。

私たち以外の皆様はホテルにチェックインの手続きです。
私共はロビーで飲み物をオーダーして一休み
(空港への迎車は午後6時→自由時間2時間)です。

その後、疲れたように見える夫を置いて約1時間程、私はダウンタウンに行ってみることに。

大通りに出て商店街を歩いているといきなり「こんにちわ」という日本語に足を止められました。
インドの商品を売っているお店のオーナー(インドの方)は、
日本に8年くらい住んでいたそうで日本語が時々出てきます。
そちらで2つのお土産を買い、スーパーマーケットが直ぐ近くだと教えてくださいました。
行ってみました。大きなスーパーマーケットです。

私は超お買い得なチョコレートを20Ron→600円、で買えるだけ買いました。
小銭が少し戻ってきましたがチョコレートは沢山買えました。
旅行のお土産はスーパーマーケットで買うのが一番です。
お買い得だし、美味しいし(地元の人の保証付き) 
ショッピングに満足した私はヒルトンホテルに戻りました。6時15分前でした。

空港までの迎車はもう来ていました。
クルーズマネージャーのJerena さんも私達を見送りに。

私は彼女に感謝の気持ち、日本からのお土産をお渡しました。
8日間、本当にお世話になったのですから。
ささやかなお土産なのに彼女は大感激、大喜びです。
お互いにハグして別れを惜しみました。Bye!!! Bye !!!  Bye!!!

空港に着いた私たちは航空会社のカウンターでの手続きを終え、
出国検査の後ラウンジで休息です。

ボーディングが掛かりました。
私たちを乗せた飛行機はイスタンブール経由で大阪の関西空港を目指します。

離陸時窓から見えるブカレストの街の美しい事。
この美しいブカレストをドナウのサファイア(高貴な青色)と記憶し続けたいと思います。

さようならドナウ川、さようなら宝石のように美しかった岸辺の街々よ。
この10日間の旅、素晴らしかったクルーズィングの旅を私は一生忘れないでしょう。

ドナウからのらくがき

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~

まちこ先生の海からのらくがき① ~シンガポール出航~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

voice_icon01 コスタ・ビクトリア シンガポールクルーズ 2016年 1/20-24 
  まちこ先生の海からのらくがき① 


私ども夫婦を乗せた福岡発9時50分のシンガポール航空の飛行機は
1月20日、シンガポール時間の15時30分チャンギ空港へのスムースなランディングで、旅の幕開けをしてくれました。

QICも順調に16時頃、第2到着ロビーに出るとDroiさんがお迎えに来ていて下さいました。
ロビー内の両替所でシンガポールドルとマレーシアリンギットの交換も直ぐにできました。

夫はシンガポールは初めてですが、私は43年ぶりのシンガポールです。
緑の木々に囲まれたシンガポールの道路をドライブした記憶は、
Tekuさんの港までの30分の運転中、鮮やかによみがえって参りました。

Tekuさんとはここでお別れですがDroiさんは5時まで私どもに付き添って下さいました。
乗船手続き、荷物のチェックインの方法などわかりやすく説明して導いて下さいました。
何しろCOSTA VICTORIA の乗客は2000人。
加えて、ほかの大型客船の乗客もいます。ですから乗船場は物凄い人、人、人….。
戸惑っている私どもにはDroiさんはとても頼もしく感じられました。

午後5時に「いってらっしゃい。23日の午後4時におむかえにきますね」
という言葉でDroiさんといったんお別れしました。

いよいよ大型客船のクルーズィングの始まりです。
ドナウ川とボルガ川のクルーズィング経験はあるもののこのような大型船での旅は
3泊4日といえども初めて、見渡しても日本人は私達だけ。
大丈夫かしら…不安は募ります。

その不安は…的中しました。
厳しい乗船審査がいやになるくらい何度も何度も行われました。

COSTAのキャビンに入室できたのは午後7時を過ぎていました。
しかも私どものスーツケース2つがまだ部屋に届いていません。

待っていてもらちが明かないと判断し、船内インフォメーションに書かれていた
ディナー会場(11階のデッキ→バイキング)に向かいました。
あいている席に座ると、ノルウェーからのご夫婦が加わられました。
美味しいお食事と楽しいお話しにしばし癒されました。

午後9時過ぎ部屋に戻るとスーツケースが1つだけ届いていました。
もう一つのスーツケースはどうなっているの?
まだロビーにも届いていませんでした。
持ってきたワインが災いしました。

午後11過ぎやっとワインを取り除かれたスーツケースを部屋に持って帰ることができました。
荷物でこんなに手間取るとは本当に驚かされました。

困ったことはまだあります。

部屋に電話がありましたがフロントの番号がどこを探しても見当たりません。
乗船時にもらった翌日のバーベキュー案内の名刺の番号に電話したら、やっとフロントの番号を教えてくれました。
88(ダブルエイト)です。どうしても聞きたい事があったので88を押しました。
でも何度かけても Line is busy というばかりです。

実は船室に入った時にテーブルの上の氷で冷えたシャパンが目に付いたのです。
これは有料? それともビガートラベルさんからのお心遣い?
そんな事が気になっているとクルーが明日の予定表を持ってきました。
午後11時を過ぎてですよ。
Thank you と受け取りましたけど…“ドアの下から入れてよ”と思ってしまいました。

でも、シャンパンの事が聞ける!と思い、尋ねると33のルームサービスに電話しろとの事。
しかし、こちらもフロント同様、何度かけてもLine is busy とアンサリングマシーンの声ばかり。

あぁ!!! これがイタリアの船。まさにイタリア人の気質をうかがわせるシップだと思いました。

明日の予定表にざっと目を通して横になりました。
夫はすでに深い睡眠状態。
ツインの大きなベッド、テレビもある、シャワートイレも使いやすい、
窓を開ければ素敵な椅子とテーブルの付いたプライベートバルコニー。

ハードは良いけどソフトは良いとは言えないかも…
そんな思いで眠りについたのは1月21日の午前0時過ぎでした。

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まちこ先生の海からのらくがき
まちこ先生の海からのらくがき① ~シンガポール出航~
まちこ先生の海からのらくがき② ~マラッカ~
まちこ先生の海からのらくがき③ ~ペナン島~
まちこ先生の海からのらくがき④ ~シンガポール下船~
まちこ先生の海からのらくがき⑤ ~40年ぶりのシンガポール~

まちこ先生の海からのらくがき② ~マラッカ~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

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  まちこ先生の海からのらくがき② 


旅の2日目の始まりです。
朝食は広くて素敵なレストランで頂きました。
きちんとオーダーを取り(ジュース、卵料理、ヨーグルト等)丁寧な対応でした。

午前9時にマラッカに着きました。
下船チェック(ショルダーバッグ)後80人乗り位のボートで桟橋に向かいます。
15分位で桟橋に着きました。

1時間45リンギットで4時間のハイヤー観光をお願いしました。
→チップを含めて200リンギット(約6000円)幸いとても良いドライバーさんでした。
限られた時間の中を次の5箇所に連れて行ってくれました。

1、青雲亭寺院 ⇒ マレーシア最古の華人による仏教寺院。
1646年に中国から運ばれた材料で建立、漁民の守護神として
信仰され多くの参拝者がいました。日本の寺院とは全く異なる雰囲気でした。

2、カンポンクリンモスク ⇒ マレーシア最古のモスク
1868年マラッカに住むインド人によって建立。
イスラム教徒以外は建物の中には入れませんが、水をたたえた境内が美しく癒されました。

3、セントジョーンズ砦 ⇒ マラッカの町が見渡せる丘の上にある。
18世紀オランダ人によって再建築されたもの。
マラッカの町を背にドライバーさんとの2ショットは良い思い出です。

4、マレーシアンハウス ⇒ 上品な老婦人が今も守っている古いマレーシアのお屋敷。
中は風通しがよく涼しい。
リビング、ベッドルーム、キッチン、お庭と全てが豪華で美しく
住みやすそうな素敵なお屋敷でした。

5、マラッカ海峡モスク ⇒ 珍しい水上モスク。
満潮時は神秘的な水上モスクになるとの事。宮島の満潮時の厳島神社と重なりました。
ムスリムでなくても、衣装を着替えると建物の中に入れます。
白色が海の青色に映える美しいモスクでした。

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マラッカでの午前10時から午後2時までの観光はアッという間に終わりました。
桟橋に戻ると、COSTAまでのボートに乗る人々であふれかえっていました
ボートに乗れるまで、40分位は待ったでしょうか。

COSTA に戻れたのは3時くらいになっていたと思います。
マラッカ出港が16時ですから丁度良いイクスカージョンでした。

マラッカで一番印象に残ったのはマラッカ海峡モスクです。
無料のムスリムの衣装に着替えて建物内に入れたこと。
白いモスクから見た青い海の美しかった事。
又、マレーシアンハウスも楽しかったです。
豊かな昔ながらのマレーシアの人々の生活を思い描けました。

ボートがCOSTAに着き手荷物チェック後、客室に戻るとディナーの場所と
席番号の書かれたカードが置いてありました。
ディナードレスコードはベストな物の様です。
私たちはカジュアルエレガントな装いでレストランに向かいました。

テーブルはデンマークのグループ5人のお隣でした。
席への誘導もオーダーの取り方、サービスも感じ良いものでした。
メインディッシュ、夫はロブスターを私はステーキを選びました。
スープからデザートまでなかなか良いお味でした。

お食事をしながらお隣のデンマークからの方々とすっかり仲良くなりました。
写真をみんなで取りました。帰国後もちろんメールでお届けしました。

部屋に戻ってなんだか今日は良い日だったなぁと幸せな気分になりました。

でも、テ、テ、テーブルの上のシャンパンが気になります。
氷はすっかり解けてしまいました。
水の中のシャンパンが気になりながらプライベートデッキで夫とビールで乾杯! 
1月21日は楽しく過ごせました。

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まちこ先生の海からのらくがき① ~シンガポール出航~
まちこ先生の海からのらくがき② ~マラッカ~
まちこ先生の海からのらくがき③ ~ペナン島~
まちこ先生の海からのらくがき④ ~シンガポール下船~
まちこ先生の海からのらくがき⑤ ~40年ぶりのシンガポール~


まちこ先生の海からのらくがき③ ~ペナン島~

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  まちこ先生の海からのらくがき③ 


1月22日午前8時 船はペナン島に到着しました。
ペナンではシップはリバークルーズのように着岸されていました。
直ぐに下船できるのでこれは良い!!!
美味しい朝食を頂いた後、ゆっくり下船。

桟橋からずっと冷房の効いた建物を進んでいくと突き当りにタクシー会社のデスクがありました。
1時間当たり50リンギットです。
3時間以上からコースを選べます。3時間コースを選びました。
前払いで、150リンギットを支払いました。

すると若くてハンサムなドライバーが自己紹介をしてくれました。
10時から13時迄の観光です。彼が連れて行ってくれたのは4箇所でした。

1、寝釈迦仏寺院 ⇒ 東南アジアで2番目に長い涅槃像を奉るタイ仏教寺院。
寺院の前には大きな竜が釈迦を守るように居座っている。
私は亡き両親と姉の冥福をお祈りいたしました。

2、ダーミカラマビルマ寺院 ⇒ 寝釈迦仏寺院の向い側のきらびやかな金色の屋根の建物。
思わず写真を一枚パチリ。

3、極楽寺(ケロックシー) ⇒ ペナンヒルのふもとにあるマレーシア最大の仏教寺院。
各東南アジアの仏教宗派の建築様式が建物に現れ色彩豊かなユニークで美しい寺院。
高いパゴーダには凄い迫力がある。
なんだかネパールやチベットの雰囲気を醸し出しているなぁと感じました。

4、クーコンシー ⇒ 中国南部出身のクー家の霊廟。
1906年に建設された清朝様式の建物。屋根の装飾は素晴らしい!

若いハンサムなドライバーさんのお蔭で楽しいペナンでのひと時を過ごせました。

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午後1時に船に戻るとランチを食べに行きました。
食事はバイキング。好みの物を選んで頂きました。
熱い中の観光後でおなかがすいており、美味しく頂けました。

昼食を頂いていると15時、船がペナンの港、ジョージタウンを出港していくのがわかりました。
ゆっくりゆっくり港、桟橋が遠ざかっていきます…。

さて、夜のディナーですが、昨夜配られたインフォメーションには11階、
つまりランチを頂いた所とあったのですが…、
おかしいと思った夫が正しい場所に連れて行ってくれました。

つまり昨日と同じ場所同じテーブルへ。

デンマークのグループはすでにデザートまで進んでいます。
遅れて席に着いた私達はスープとスパゲティ、アイスクリームを頂きました。
コースをかなりスキップしましたが味もサービスも悪くはありません。
レストランのサービスはとても良いと思いました。

食後にはいろいろなイベントが用意されていました。
ホールでのクルーとのダンスタイム(30分)、
シアターでのイタリアのショー(ミニオペラ→30分)、
11階プールサイドでのチャチャチャレッスン等。
私はすべてに参加してCOSTA の最後の夜を楽しみました。

この夜ホールで美しい和服姿の女性を見かけ初めて日本人の乗客がおられることに気が付きました。
彼女は札幌から来られた3人家族のママ、陽子さんとおっしゃる方。
すぐにお友達になりました。

こうして1月22日も楽しく終わろうとしていました。
今日のディナーのインフォメーションはちょっといただけないと思いながら、
室に戻るとドア横のボックスに明日の予定表が入っていました。

部屋に入ると、アンケート用紙(初めての日本語)がベッド添いのテーブルに
置かれているのに気付きました。
でもあまりにも良くないハプニング続きに記入する気は起りませんでした。

その時、またまた午後11時ドアノック。ワインが戻ってきました。
そしてスーツケース2つも。
明日の下船に備えて荷物のパッキングをざっと、しておきました。

いよいよ明日はシンガポールです。

到着が1月23日、14時なのでゆっくりできる、
そんな思いでペナンでの暑かったけど楽しく有意義だった観光を振り返りながら、
夫と飲み物で乾杯!!

テーブルの上のぬるくなった水の中のシャンパンを気にしながら……。

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