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まちこ先生のドナウからのらくがき④ ヴコヴァル~ノービサード

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき④ 8/23 ヴコヴァル~ノービサード


8月23日、目覚めると船はクロアチアのヴコヴァルに停泊していました。
ヴコヴァルの対岸はセルビアです。

午前中はヴコヴァルの町の見学。
この場所は戦争の恐ろしさと平和の尊さを教えてくれるところでした。

見学の前に、クロアチア紛争について少し。
クロアチアは「ユーゴスラヴィア」という連邦国家の一共和国でした。

ヴコヴァルではクロアチア人とセルビア人が仲睦まじく暮らしていました。
しかし、ユーゴ国内では1980年代から経済の悪化と同時に民族主義が高揚。

1991年、冷戦の終結と共にクロアチアがユーゴスラヴィアからの独立を宣言。
それを阻止するために、セルビア人を中心とする連邦軍がヴコヴァルを包囲し攻撃したのです。

このときに多くの人々が亡くなり、「隣人」が「敵」となったのです。
今でこそ戦争は終わりましたが、クロアチア人とセルビア人の「和解」は進んでいません。

バロック旧市街にはその紛争の傷跡が痛々しい。
クロアチア紛争のシンボルとなった「給水塔」。
物凄い砲撃、攻撃の傷跡に心が泣いてしまいます。

ヴコヴァル ヴコヴァル

オフチャラ記念碑には、紛争で無くなった多くの若者の写真と遺品が祀られていました。
ヴコヴァル墓地も訪れました。
戦いで無くなった人々のお墓が無数に…。
しかし、ヴコヴァルの人々は凄い!!!

1997年に再び行政の機能を取り戻し亡命していた人々も帰還し。
今現在、一生懸命発展の努力をしているのです。

私はこの町ヴコヴァルを、ドナウのアメジスト(紛争)と
ドナウのペリドット(復興)の町と呼びたいと思いました。

ヴコヴァル ヴコヴァル


さて、観光中に船はイロクに移動。私たちを乗せたバスはイロクに向かいます。
シップに戻るとフロントのAdamさんが、
笑顔で”Hallo again!” とチャーミングなウインクでお出迎え。
私も”Hi, Adam”と、たどたどしいウインクと笑顔でお返し。

この日のランチはレストランでフルコースを頂くことにしました。
テーブルのお友達はディックとマリー(アメリカ人)
美味しいコースを頂きながらお話しがはずみます。

ディックが How old do you think I am? (何歳に見える)と聞かれました。
65 66? と答えると72歳との事。
そこで私は、奥様は何歳あなたより何歳お若いの?
と聞きました(若くて美しい方ですから)。
すると She is 10 years older than I! (彼女は僕より10歳年上だよ)と。

つまり82歳!!!
I wish I could be like you after 20 years. (20年後の私は貴方のようであれるかしら?)と告げると、
もちろん旅は若さを保ちますよ、との答えが返ってきました。
20年後、私の目標はめざせMaryですね。


食事を頂いてるうちに船はノービサードに着きました。

ドナウ川クルーズ

まず迎えてくれたのは それはそれは大きな
ペトロヴァラディン要塞です。
(オスマントルコから街を守るために建設され、
ドナウのジブラルタルとも呼ばれていたこの要塞の地下には、
深さ20m迷路のように広く長く続く大規模な籠城戦、
応戦の歴史跡がそのまま残されている)

食後はノービサードの街の徒歩観光(約2時間)です。
一言でいうなら、可愛らしくてエレガントな
レディのような町でしょうか。

伝統と文化が豊かな都市。
人々はのんびりと穏やか。
ここはセルビアのアテネとも呼ばれていました。

歩きながら見えてくる建物の愛らしい事。
人々はアウトサイドのテーブルでカフェを楽しんでいます。
美しいマリア聖堂がある広場には気品が漂っていました。

何て素敵な街!!!!
パステルカラーの建物の美しいこの街を
私はドナウのオパールと称えたいと思います。

ノービサード

ノービサード ノービサード 

ドナウからのらくがき


ディナーの時間です。
飲み物はすべてフリードリンクですし、私は野菜だけのお食事が食べたい! と言えば
その希望も見事に叶えてくれるのです。
このシェフは凄い、そう思われませんか?

今日のテーブルはご年配のご婦人、お1人での席に加えて頂きました。
彼女はイギリス人。一人で旅行中との事。
推察するに90歳前後でしょうか。

彼女がおっしゃるには旅は年齢には関係ない。
Passion でするものなのだそうです。なるほど。
私も90歳で1人旅の世界旅行ができますでしょうか…。

色々と学んだステキな一日でした。
このような素晴らしい旅をさせて頂けることに心から感謝です。

食後はラウンジでSanderさんのピアノの音楽を楽しみました。
テネシーワルツのリクエストに応えてくれ、私も一緒に歌います。
ドナウ川のさざ波がハーモニーとして加わって。

ドナウからのらくがき

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~

まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

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  まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ 8/24 ベオグラード


深夜に、ノービサードを出港したアマセレーナは、ベオグラードに停泊していました。

今日の午前中の観光は難易度1(難易度1~3がある)
のベオグラード(セルビアの首都)です。

天候にも恵まれて(日中は日本の7月初旬の気温)まず、ベオグラード要塞」へ。
それは紀元前4世紀に造られ始め、現在の要塞は18世紀以降に造られたもの。
ドナゥ川とサヴァ川が合流している要衝の地、丘の上に造られています。

堀には、第一次世界大戦以降に使われた戦車や大砲などが置かれ、重たい気分になります。
しかし、丘の最高点まで行くと、そこからの眺めはまるで
おとぎの国に紛れ込んだように美しい。

ベオグラード要塞

思わず、”わぁ!”の一声が。
ドナウと川とサヴァ2つの川がまるで お互いに恋い慕うように合流しているのです。

ベオグラード 丘陵からの景色

次に旧市街の中にあるサヴァ大聖堂に。
(世界でも最大級の正教会、1935年に建造開始後 戦争による中断を経て今も工事中)

白い壁と青緑色の屋根のコントラストのまぶしい事。
聖堂の手前には多くの噴水が勢いよくあふれていました。
この聖堂は高い丘の上にあり、町のどこからでも見られるのだそうです。

サヴァ大聖堂

その後ベオグラードの中心ダウンタウンへ。
ここでは30分ほどですが自由時間がありました。
ガイドさんから、持ち物に気を付けて! とのアドバイスがありました。

ベオグラードの威厳ある建物には街の歴史の重みが感じられました。
ガイドさんにスーパーマーケットの場所を尋ねて行ってみました。
中に入ろうとするとJanaH(ヤハン)とおじ様に声を掛けられました。

スーパーマーケットではチョコレートを沢山買いました。
お安い!!! 普通サイズのチョコレートが40円位から60円位。缶ビールが60円。
ユーローは使えないのでクレジットでお支払い。
するとレジのお嬢さんもJanaH(ヤハン)と笑顔で。日本人とわかるのですね。

ベオグラード

バスで12時頃にシップに戻ってきました。
そしてランチタイムです。
夫の胃腸の調子が良くないので、ラウンジで軽食を頂きました。
ビールは頂いたものの、何も口に入らずちょっと辛そうです。

午後のツアーは私だけ行くことになりました。
彼はお部屋でTV映画(ミッションインポシィブル等)を見ながらお休みです。

午後2時過ぎ、バスで往復1時間半程の行程のキューブリック醸造所と
アヴァラ山のツアーに出かけます。

夫がいないことに気付いた方々が”What happed to your husband?”
御主人はどうしたの?と心配して聞いてくれました。
”He needs a little rest” と答えると “Oh, OK” と納得してくれました。

キューブリック醸造所ではブランディの作り方とテイスティング。
そして素敵なブランディパーティに招待されました。
手作りのアップルパイとチーズとハムのオードブル、
どちらもブランディとよく合い美味しい事。

こちらで素晴らしいブランディをゲット。
大切な人(息子)へのお土産に。

キューブリック醸造所 キューブリック醸造所

アヴァラ山ではエレベーターでタワーのトップまで登り、
ふもとに広がる山麓の家々と遠くベオグラードの街並みを
360度の視界より満喫できました。
その光景の美しい事。
息をのみこむような美しい景色、思わずため息が出てしまいます。

ベオグラード

バスは午後6時前にシップに帰ってきました。
私は夫が心配で直ぐに部屋に向かいました。
体調不良は続いており何度か戻したようです。
持参した薬を何回か飲んだようですが…。

いままでの疲れが、弱い胃腸に現れたのでしょう。
ディナーには行けず、ミルクとソフトブレッド、アイスクリームと
ビールのルームサービスをお願いしました。

フロントのAdamさんがSureと笑顔でウインク。
レストランのJimさんが部屋まで持ってきてくれました。
夫の体調は私にも伝染しました。食欲が引っ込んでしまいました。

ディナーの席に遅くに付いた私の我がままオーダー
(オムレツとアイスクリーム)にもCertainly と笑顔で答えてくれました。

ありがとう、Jimさん。
シェフさん、そしてAdamさん。
フロントのAdamさんに日本から持ってきたわさびビーンズ(小袋の50個入り)を
皆さんで分けてね、と渡しました。
ほんの少しでも感謝の気持ちを表したかったのです。

夜のドナウ河畔を楽しませながら、
深夜シップはベオグラードに別れを告げていくのでした。

そうですね。私はこの街ベオグラードをドナウのトパーズと名付けましょう。
トパーズの色はブランディの色ですから…。

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~


まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

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  まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ 8/25 終日クルージング


8月25日の今日は終日クルージング。
ドナウ川の美しい風景を楽しむ事ができました。
体調を崩した夫には部屋でゆっくりと休養できます。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

胃腸の調子が悪い夫には、朝食とランチをルームサービスをして頂きました。
至れり尽くせりの優しいサービスです。

私のランチは幸運にもキャプテンHuek とチーフパーサーのAlxandoriaと
ご一緒に楽しませて頂きました。とてもフレンドリーで気さくな方達です。
でも私の方は少々緊張していたのか何をお話したのか余りよく覚えていないのです。
クルーズィングを楽しんでいますかなどと言われ、もちろんですと答えたくらい…。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

さて、私はデッキから、夫はお部屋から、美しいドナウ川の岸辺の風景を楽しむ事ができました。
両岸の山々が川幅を最も狭くする場所にある、鉄の門。
(セルビアとルーマニアの山脈が自然の国境となっている)

ダキア王デケバルスの巨大な石造(ヨーロッパでもっとも高い岩の彫刻)には圧巻でした。

ドナウからのらkがき ドナウからのらくがき

ディナーは夫と一緒に頂くことができました。
皆さんが”Are you all right ?” としきりに心配してくださいます。

マイアミからのご夫妻、ミレミアムとダニエルの手招きで一緒の席になりました。
話題は健康管理。
タバコは良くない、飲みすぎは良くない、野菜が良い、としきりに心配してのアドバイスです。

ミレミアムが夫の顔をようく見ながら、
モーガンフリーマンに似ていると言い出しました。

そして、あなたは俳優になりなさい、友人で俳優になった人がいる。
その人よりよっぽどあなたの方が良い。
みんなで大笑いです。
私もミレミアムとダニエルの写真を撮りあなた方こそ
俳優に向いているというと”Yes of course” とすんなり認め、またまた大笑いでした。

そのような間にアマセレーナはブルガリアのヴィディンに入港していました。

9時15分からブルガリアの子供たちによる民謡が披露されました。
一時間にわたって子供たちの歌と踊り、可愛かったですね。
終盤には乗客も加わって大きな輪になりみんなで掛け声をかけながらダンス。
もちろん私も。

夫の体調も良くなり、クルージングを心から楽しむ事ができました。

今日の一日をドナウの翡翠として記憶にとどめましょう。
ドナウ川その両岸、そして峡谷も濃い緑で美しかった!!!!

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~

まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~

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  まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ 8/26 ヴィディン


ブルガリアのヴィディンで迎えた朝、今日訪れるのはベログラトチク要塞とババ.ビダ城です。

まず、ベログラトチク要塞を訪れました。
バスで1時間ちょっと、狭い道を縫うように山の中に進んでいきました。

そして降りてみると何と凄い!!! 凄い要塞砦です。
奇岩群や石灰岩のとてもユニークな自然の岩山で形成されまさに自然要塞なのです。

ドナウからのらくがき

この要塞の歴史はローマ帝国の時代から始まるとの事。
門をくぐりドンドンと登っていきます。
高く上るにつれ麓の街並みが見えてきました。
それはそれはのどかな町並みです。

この要塞、私には大きな大きな2頭の像がこちらを向いて座っているように感じました。
この要塞は様々な伝説を生み出してきたのだそうです。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

続いて、ババ.ビダ城を訪れました。
ブルガリアで最も規模が大きい中世のお城です。
門のなかに入り進んでいくと、視界にドナウ川とヴィディンの街並みが城壁の向こうに。
広いこの場所で王座を巡った権力争いのお芝居が披露されました。

シップに戻ったのは午後1時半頃でした。
ランチを頂きながら、アマセレーナは2時にヴィディンを出港しました。

貴族の娘ヴィダが生涯独身で守り続けたババ.ビダ城。
そのお城のあるこの街、ヴィディンをドナウの高貴な紫色の宝石、
タンザナイトとして思い出に残すことにいたしましょう。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき

クルージングもいよいよ終盤です。
今夜と明日のみとなりました。

船の中ではいろいろなイベントが企画されていました。
6時半からはフェアウェル、カクテルパーティです。

このパーティではアマセレーナの全クルーが紹介されました。
この時、Room makeのSilviaさんRandyさんなどの名前を覚えることができたのです。
皆さんの生き生きとした素敵な姿、カッコいい!!!

7時からのディナーの後はDance the night(ダンスパーティ)です。
ディナーはオーストラリアからの母娘の方と一緒でした。
お母様はMarian、お嬢様はMariades。
オーストラリアのシドニーからでした。

我が家ではオーストラリアからの高校生のホームステイを何度か引き受けた事など、
日豪親善のお話に花が咲きました。

さて、ダンスタイムです。Myrian が Machiko と誘ってくれました。
二人でみんなで楽しくダンス!!!
こうして夜も更けクルーの皆さんと私たちのクルージングは明日を残すのみとなってしまいました。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

部屋に戻るとアンケート用紙とチップ用の袋が置いてありました。
アンケート用紙に、ほとんどExcelent(3つだけVery good)と記入しました。
こんなに素晴らしいクルーズを提供して下さっているのですから。
そして、チップの袋にも感謝の気持ちを入れさせて頂きました。

その時、Ama Waterways のロゴマークのある
25cm四方のボックスに気が付きました。
インフォメーションが入っているの??? と思いながら開けてみました。

何という事でしょう。
その箱の中にはターコイズブルーの美しいストールが入っていたのです。

えっえっえっ!!! これってプレゼント???
直ぐにフロントに電話すると私へのプレゼントだとの事。

ドナウからのらくがき

私は「凄く気に入りました。大切にします、ありがとう」とお礼を言いました。
感動です。感謝です。本当にありがとう、ありがとう。

明日の予定に目を通し、窓をめいっぱいに開けてドナウ川の風と空気を吸い込みました。
とうとうクルーズイングも明日のみとなったことが何だか、せつなくて…。

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~

まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

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  まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ 8/27 ルセ


8月27日 午前8時にシップはブルガリアのルセに到着しました。

私たちは3つの観光コースからルセ(ブルガリア)とジュルジュ(ルーマニア)、
所要時間3時間半を選びました。

ルセ(ドナウ川が国境とされジュルジュと対岸で向かい合っています)は、
19?20世紀のバロック調とネオロココ調の建築物が有名です。
伊、独、澳、の建築家、ブルガリアの建築家らが設計した美しい建物の数々から
「小さなウィーン」と呼ばれています。

美しい「収入ビル」と呼ばれる建物には正面と屋根に並ぶ7体の像が。
芸術、学問、農業、工芸、商業、防衛、精神を象徴しているのです。

車窓からそれらの建築物を眺めながら、ルセ大聖堂に着きました。
その大聖堂は地下(BF1位)にありました。
窓がない代わりに美しいシャンゼリアが教会の中を明るく照らし出していました。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき 

ドナウからのらくがき

さて、これよりルセ(ブルガリア)から対岸、ルーマニのジョルジュヘ向かいます。

この2つの街を繋ぐ橋は「ルセ.ジョルジュ友好記念橋」
ところが、ルーマニアへの入国審査がとても慎重で、その時間は1時間以上にも及びました。
この時間がジュルジュでの見学にマイナスに影響してきます。

ジュルジュ町中の公園のような所で降りました。
ダウンタウンは目の前です。

本来、ここでの自由時間は60分位のはずが、15分となりました。
スケジュールどおりに行動しなければならないからです。
この時間ですと遠くへはいけません。

集合場所の近くのコンビニ位の大きさのスーパーマーケットを覗いてみました。
Myrian.とDanielも一緒です。

物価の安さに驚きました。
日本では2000円位はする大きさのスイカが70円です!!! びっくり。
でも現地通貨は持参していないので買い物はできません。

ジュルジュでは何も見れなかった、というより、
友好記念橋を渡ったと言えるでしょうか。

船も私達のツアー中にルセからジョルジュまで移動していました。
私たちを乗せたバスもジョルジュの河岸に向かいます。

ルセとジュルジュ、最も印象に残っているのは、
友好記念橋から見たドナウ川の青く美しかった事。
まさに、ヨハンシュトラウス2世の「青き美しきドナウ」です。

それにちなんでこの2つの街をドナウの宝石、アクアマリンと呼びたいと私は思います。

ドナウからのらくがき

シップに戻ったのは1時頃だったでしょうか。
ランチを頂いた後はゆっくりとパッキングです。

夫はお殿様で何もしません。私が一人で全部しなければならないのです。
”Your program today” のインフォメーションに添って一つずつチェックし片づけていきます。

6時半から10時の間にシップで使ったものへの支払いとありましたが、こういう記述も。

”For those who are paying Credit Card the settlement
will be automatically done tonight. 
You don’t need to come to the Reception”

→チェックイン時にクレジット登録されている場合自動的に今夜支払われ、
フロントに来なくても良い と。何とスマートなやり方!!!
(今年、1月の船旅、コスタビクトリアリアでは2千人が長蛇の列に並んでの支払いでした)

ディナーの時間が迫ってきたのでシャワー、メイク、ドレスアップ。
アマセレーナの最後の夜を迎える準備が整いました。
7時からLast Dinner です。

レストランに入るとすぐのテーブルでMyrian .Danielご夫妻が笑顔で手招き。
4人で最後の夜に乾杯。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

それはそれは美味しいコースを頂きながら、話題は私共が彼らの知る日本人とは全く違う! という事でした。

彼らの知る日本人はシャイでおとなしくて…。どうやら私たちは賑やかなようです。
ビジネスの話題にも。Daniel は、会社の転売。Myrianはスペイン語と英語の通訳者。
とてもうまくいっているようです。
それに引き換え私たちは…。するとDaniel が売ればいいと言います。
私がアイデアを教えるよ、相談に乗るよ、と、親身になってくれてのお話です。

デザートも終わる頃、音楽が…。 
ハッピバースデイ トゥ ユー♪ ハッピバースデイ トゥ ユー♪ 
と私たちの席にケーキとピカピカキャンドルが近づいてきます。

そうだ今日は私の誕生日!!!
大勢のクルーがバースデイケーキを運びお祝いの言葉を言ってくれました。

何て幸せなお誕生日、今までで一番しあわせな誕生日。
レストランの責任者がそのケーキを4つにカットして
私達4人にプレゼントしてくださいました。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

部屋に戻って窓を開けると岸辺では賑やかな若者たちや子供たちの声と姿が川岸から。
岸辺にはベンチが置かれ公園のようになっているのです。

8月27日、土曜日、夏のドナウ川をルーマニアのジュルジュの人々も楽しんでいるのですね。
私達もバルコニーからドナウ川の爽やかな風とさざ波とを楽しみました。

明日の朝9時がチェックアウトです。
いよいよアマセレーナとのお別れが迫ってきています。

ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~