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お客様の声 帆船・ウィンドスター エーゲ海クルーズ

お客様の声 エーゲ海クルーズ

voice_icon03  帆船・ウィンドスター アテネ発着 エーゲ海クルーズ 
    2016年 8/06-13 ロンドン在住


豪華客船というと、その船の大きさ、人数、アミューズメントの豊富さなどが語られがちですが、
すでに各地を旅慣れた人にとって、それらを少々騒々しく感じてしまう人もいるはず。

お食事に関しても、「これだけ大勢が乗船しているなら仕方がない」と
ある程度でよしとしているところがないでしょうか?

ウィンドスター ウィンドスター

ウィンドスターはいい意味でそうしたクルーズの常識を覆してくれます。

陸にあれば再訪したいと思わせるレベルの食事のクオリティー、
乗客が限られているからこその個人の目線に合わせたサービスが用意され、
すべての時間を快適に過ごすことができます。

ウィンドスター ウィンドスター

どちらにも良さはありますが、大勢のゲストをビュッフェ料理で迎える格安の大型ホテルと、
一人ひとりを見てサービスをかえる高級旅館ほどの差を感じることができます。

そうした意味で、他のクルーズ船を体験したことがある方のほうが、
良さが理解できるクルーズかもしれません。

カジュアルでありながら洗練されている乗客同士の
コミュニケーションもいい思い出として印象に残ります。

ウィンドスター

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お客様の声
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アドリア海からのお便り

お客様の声

voice_icon03  帆船・スタークリッパー ベニス発着 アドリア海クルーズ 
                        2016年 8/27-9/01 
    ~ アドリア海・洋上からのお便り ~


お客様からお便りをいただきました。
クルーズ中は、書こうと思っても、楽しむのに忙しくて、
なかなか書くことができません。
そんなクルーズ中、洋上からメールをいただきました。

voice_icon02 8月28日  無事、乗船

クロアチアに向かうスタークリッバーからです。

動き出しての第一印象は、なんせ静か!ということ。
エンジンがフル回転ではないからか、微妙な低い振動もなく、
帆船の静かさを感じ入りました。

帆が次々と張られて、風を受け、サン・マルコ広場のそばを通るなんて!!
誇らしげで、なんか夢のようでした。

どこへ行っても、大型船のような混雑ということもなく、快適です。

ちなみにゲスト、日本人1人どころかアジア人1名でした。(笑)
もちろん、クルーは、アジアン多数ですけどね。

食事、特にパンが美味しくて!
クルーズ船でパンが美味しいと感じたのは、初めてです。(日本船を含めて)
他の食事も、思った以上の水準。めちゃ満足です。

久しぶりの外国人とのコミュニケーションは、四苦八苦ですが、勢いで乗り切ります。

ということで、大満足中のスタークリッバーから、メールしました。

スタークリッパー  スタークリッパー
●ベニス出航

スタークリッパー スタークリッパー
●キャビン

スタークリッパー  スタークリッパー
●フォトサファリというイベント(テンダーで船の写真を撮影させてくれる)
 めちゃ楽しかったです。海込みの船は、それで撮りました。

スタークリッパー
●マストクライムとマストからのビューですが解りづらいですね。

voice_icon02 9月02日  無事下船し、一夜が明けました。

昨日、無事下船し、夕方には、サンマルコ広場から、
出航するスタークリッパーを見送り・・・、一夜が明けました。

1人での乗船、日本人どころかアジア人1人、と不安いっぱいでしたが、
おかげさまでなんとか乗り切りどころか、大変満足出来たクルーズとなりました。

やってみたかったマスト登りもしっかり楽しんだし!。
ガイドブックにも載っていないような寄港地の数々。
客同士が何となく顔見知りになる小さな船のアットホームさ。

そして最後の夜には、な、なんとキャプテンズテーブルに招いて頂き
キャプテンとヘビーユーザー?のみなさんと席を共にさせて頂きました。
唯一のアジアンゲストだからか?!

出港時は、ブリッジでシャンパンが振る舞われ、セイルが張られ落ち着いたところで、
キャプテンと一緒にダイニングへ。

僕は、アルコールを全く頂かないので値打ちはわからないですが、
シャンパンから、白・赤、そして食後酒までフルサービス。
キャプテンは、様々なジョークを披露して、テーブルを盛り上げてくれてて、
ほんと思い出深い一夜となりました。

拙い英語力で、クルーズ日程よく乗り切れたものだ!とびっくりです。

素晴らしい数日は、語りつくせませんが、まずは、ご報告・御礼まで。

この後、午後バルセロナに向かい数日過ごして日本へ向かいます。

スタークリッパー スタークリッパー
●ブリッジでのシャンパン(スパークリングかも)●キャプテンズテーブル 

スタークリッパー スタークリッパー
●毎晩ディナーメニューはディスプレイ
●話題のパン  

voice_icon02 9月09日  帰国

一昨日に帰国し、すでに通常運転中です。
さすがに、時差でいきなり眠くなることありですが・・・。

総括すると
スタークリッパー、僕は持ち前の(?)厚かましさでめっちゃ楽しめました。
各国の人との出会いを考えると、ある程度英語が話せた方が、より楽しめると思います。
実際、今回のクルーズでは英語圏よりもドイツ系のお客さんもすごく多くて、
ドイツ語テーブル英語テーブル 仏語テーブルと分けて案内していました。

派手なエンタテインメントやショーがあるわけではないので、
どちらかというと船好き 上級者向けな船でしたね。
正直、乗り切れるか!?…と不安になった時も(笑)

てな感じですが、次はどこに行こう!と夢は膨らむばかりです。

また相談乗ってくださいね。
ありがとうございました。

スタークリッパー
●夜明け 入港時のベニス サンマルコ

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まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき③ 8/22 モハーチ


朝、目覚めるとシップは私たちをモハーチまで運んでくれていました。
ここは一体どんな街なのでしょう?

人口2万人足らずのパステルカラーの家々が、愛らしく立ち並ぶ街並みが印象的でした。

この地域は魅力的な歴史、ローマ帝国オスマン帝国やモンゴル、
ハブスブルグ家の影響を受けた興味深い場所なのです。

朝食(バイキング形式だがどんなリクエスト料理にも対応)後、
フロントに集合し、昨夜の内に選んだツアーごとにバスに乗り込みます。
昨夜のクルーズマネージャーのJerenaさんのアドバイスに従い、
チップとお土産を買う程度の小銭を持って。

それは災難を避ける為の大切な秘訣との事。
すべての見学でも心がけてほしいと言われました。

ツアーごとに色分けされているのでバスを間違えることはありません。
部屋で充電されたイヤーホンを持参します。

私は夫の体調に配慮し難易度1 の一番優しいコースを選びました。
9時に出発しバスで約一時間、ペーチ(モハーチより西側)に着きました。

猛暑の日本と違って小雨と風のせいで寒いくらい。
ここ、ペーチはローマ時代にはソピアネと呼ばれ
その初期のキリスト教の中心的存在の都市であり、世界遺産に登録されています。

セチューニ広場

この町の中心部セチューニ広場。
そしてそのシンボルの旧ガーズ.カスィム.パシャ.モスク。
中に入るとまさにモスクなのですが、キリスト教寺院なのです。

旧ガーズ.カスィム.パシャ.モスク ペーチ ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき

難易度1 を選んだ私たちは町の中を歩かずにトロッコバスに乗って町を散策できました。

この町は泉で溢れ、きれいな水が噴水としてあちこちで見受けられました。
ここでは自由時間もあり、夫とスーパーマーケットや楽しそうな品物が並ぶお店を覗いたりもできました。

この町にはジョルナイ焼きのタイル工場がありました。
あのドナウの真珠と称えられるブダペストの建物を彩るタイルです。
建物の尾根や天井や内装にふんだんに使われているあの美しいタイルです。

マーチューシャ教会や工芸美術館、旧郵便貯金局、地質学研究所。
それらの建物にはハンガリーのガウディと呼ばれる建築家が民族に根差した芸術を惜しげもなく取り入れたのです。

ペーチ、美しく高貴な印象のこの町、ペーチ。
私は一生忘れることはないでしょう!!!

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ペーチを楽しんだら、船に戻ってランチです。次第にお友達もでき始めました。
We’re from Miami. What part of US are you from? と声を掛けられました。

どうやらアメリカ人に間違えられたようです。
それもそのはず、日本人はいえ、アジア人は私達だけでしたから。

食事タイムのテーブルは空いている席なら自由に選べます。
その後、マイアミからのご夫妻とディナーのテーブルでよく一緒になりました。

ランチはレストランでのフルコースとラウンジでの軽食、どちらでもOK。
少食の私たちはラウンジでスープとサンドイッチくらい。
でもレストランではどんな我がままでも聞いてくれる
(メニューにはないものでもOK)フルコースのサービスが用意されていました。

午後、2時半から6時までのやはり難易度1のツアーに出かけました。
ペーチの南西部、ヴィッツラー二―。
ハンガリーのワイン知名度を上げている有名なワインの産地。

バスで45分、どんどんと山の中へと進んでいきます。

ブドウ畑が広がるこの地方はどことなくアルプスの高原を思わせてくれました。
ワインのティストとレクチャー。

ワインセラーに入って本格的なワインを頂きました。
ひんやりとした空気もワインも美味しい。
ここで赤白のワインを4本お買い得にゲット。ラッキー!!

ワインテイスティング ヴィッツラー二―

横須賀に10年住んでいたというこアメリカごの夫妻と仲良くなりました。
奥様が言われるには、
「私は横須賀でプラムワイン(梅酒)を作っていたのよ、日本の豆腐や納豆も大好き」
彼女の日本の思い出話は興味深い。

船に戻り、7時からディナー。マイアミからのご夫妻と一緒の席になりました。
メニューにお勧めのコースが書いてあります。
でもどんな料理でもリクエストできるのです。
例えばパスタとか、オムレツとか。凄いです。

私たちはステーキと魚をオーダーしました。
ウェイターが「それもできるけど、絶対に今日のお薦めメニュー、チキンをお勧めします、絶品です。」というのです。
それでメニューを変更することに。すると本当に美味しい!!
ソテーされたチキンにチェリーソースの何と美味な事でしょう。

Myrian と Daniel ご夫妻との楽しいお話が更なる美味しい味付けとなりました。
デザートはケーキ。でも、一口食べてNo thank you(パウンドケーキ)。
それでアイスクリームをお願いしました。もちろんOK。

アマウォーターウェイズ アマウォーターウェイズ

アマウォーターウェイズ アマウォーターウェイズ

アマウォーターウェイズ ドナウからのらくがき

23時アマセレーナはモハーチを出港し、
ヴコヴァルへとドナウ川を静かに進んでいくのでした。

モハーチ、ペーチ、ヴィッツラー二―。
私はこれらの町を宝石、ドナウの琥珀(美しい時を重ねた自然石)と名付けておきましょう。

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~

まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ 8/24 ベオグラード


深夜に、ノービサードを出港したアマセレーナは、ベオグラードに停泊していました。

今日の午前中の観光は難易度1(難易度1~3がある)
のベオグラード(セルビアの首都)です。

天候にも恵まれて(日中は日本の7月初旬の気温)まず、ベオグラード要塞」へ。
それは紀元前4世紀に造られ始め、現在の要塞は18世紀以降に造られたもの。
ドナゥ川とサヴァ川が合流している要衝の地、丘の上に造られています。

堀には、第一次世界大戦以降に使われた戦車や大砲などが置かれ、重たい気分になります。
しかし、丘の最高点まで行くと、そこからの眺めはまるで
おとぎの国に紛れ込んだように美しい。

ベオグラード要塞

思わず、”わぁ!”の一声が。
ドナウと川とサヴァ2つの川がまるで お互いに恋い慕うように合流しているのです。

ベオグラード 丘陵からの景色

次に旧市街の中にあるサヴァ大聖堂に。
(世界でも最大級の正教会、1935年に建造開始後 戦争による中断を経て今も工事中)

白い壁と青緑色の屋根のコントラストのまぶしい事。
聖堂の手前には多くの噴水が勢いよくあふれていました。
この聖堂は高い丘の上にあり、町のどこからでも見られるのだそうです。

サヴァ大聖堂

その後ベオグラードの中心ダウンタウンへ。
ここでは30分ほどですが自由時間がありました。
ガイドさんから、持ち物に気を付けて! とのアドバイスがありました。

ベオグラードの威厳ある建物には街の歴史の重みが感じられました。
ガイドさんにスーパーマーケットの場所を尋ねて行ってみました。
中に入ろうとするとJanaH(ヤハン)とおじ様に声を掛けられました。

スーパーマーケットではチョコレートを沢山買いました。
お安い!!! 普通サイズのチョコレートが40円位から60円位。缶ビールが60円。
ユーローは使えないのでクレジットでお支払い。
するとレジのお嬢さんもJanaH(ヤハン)と笑顔で。日本人とわかるのですね。

ベオグラード

バスで12時頃にシップに戻ってきました。
そしてランチタイムです。
夫の胃腸の調子が良くないので、ラウンジで軽食を頂きました。
ビールは頂いたものの、何も口に入らずちょっと辛そうです。

午後のツアーは私だけ行くことになりました。
彼はお部屋でTV映画(ミッションインポシィブル等)を見ながらお休みです。

午後2時過ぎ、バスで往復1時間半程の行程のキューブリック醸造所と
アヴァラ山のツアーに出かけます。

夫がいないことに気付いた方々が”What happed to your husband?”
御主人はどうしたの?と心配して聞いてくれました。
”He needs a little rest” と答えると “Oh, OK” と納得してくれました。

キューブリック醸造所ではブランディの作り方とテイスティング。
そして素敵なブランディパーティに招待されました。
手作りのアップルパイとチーズとハムのオードブル、
どちらもブランディとよく合い美味しい事。

こちらで素晴らしいブランディをゲット。
大切な人(息子)へのお土産に。

キューブリック醸造所 キューブリック醸造所

アヴァラ山ではエレベーターでタワーのトップまで登り、
ふもとに広がる山麓の家々と遠くベオグラードの街並みを
360度の視界より満喫できました。
その光景の美しい事。
息をのみこむような美しい景色、思わずため息が出てしまいます。

ベオグラード

バスは午後6時前にシップに帰ってきました。
私は夫が心配で直ぐに部屋に向かいました。
体調不良は続いており何度か戻したようです。
持参した薬を何回か飲んだようですが…。

いままでの疲れが、弱い胃腸に現れたのでしょう。
ディナーには行けず、ミルクとソフトブレッド、アイスクリームと
ビールのルームサービスをお願いしました。

フロントのAdamさんがSureと笑顔でウインク。
レストランのJimさんが部屋まで持ってきてくれました。
夫の体調は私にも伝染しました。食欲が引っ込んでしまいました。

ディナーの席に遅くに付いた私の我がままオーダー
(オムレツとアイスクリーム)にもCertainly と笑顔で答えてくれました。

ありがとう、Jimさん。
シェフさん、そしてAdamさん。
フロントのAdamさんに日本から持ってきたわさびビーンズ(小袋の50個入り)を
皆さんで分けてね、と渡しました。
ほんの少しでも感謝の気持ちを表したかったのです。

夜のドナウ河畔を楽しませながら、
深夜シップはベオグラードに別れを告げていくのでした。

そうですね。私はこの街ベオグラードをドナウのトパーズと名付けましょう。
トパーズの色はブランディの色ですから…。

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~


まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

voice_icon01 アマ・ウォーターウェイズ 2016年 8/20-29
  まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ 8/26 ヴィディン


ブルガリアのヴィディンで迎えた朝、今日訪れるのはベログラトチク要塞とババ.ビダ城です。

まず、ベログラトチク要塞を訪れました。
バスで1時間ちょっと、狭い道を縫うように山の中に進んでいきました。

そして降りてみると何と凄い!!! 凄い要塞砦です。
奇岩群や石灰岩のとてもユニークな自然の岩山で形成されまさに自然要塞なのです。

ドナウからのらくがき

この要塞の歴史はローマ帝国の時代から始まるとの事。
門をくぐりドンドンと登っていきます。
高く上るにつれ麓の街並みが見えてきました。
それはそれはのどかな町並みです。

この要塞、私には大きな大きな2頭の像がこちらを向いて座っているように感じました。
この要塞は様々な伝説を生み出してきたのだそうです。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

続いて、ババ.ビダ城を訪れました。
ブルガリアで最も規模が大きい中世のお城です。
門のなかに入り進んでいくと、視界にドナウ川とヴィディンの街並みが城壁の向こうに。
広いこの場所で王座を巡った権力争いのお芝居が披露されました。

シップに戻ったのは午後1時半頃でした。
ランチを頂きながら、アマセレーナは2時にヴィディンを出港しました。

貴族の娘ヴィダが生涯独身で守り続けたババ.ビダ城。
そのお城のあるこの街、ヴィディンをドナウの高貴な紫色の宝石、
タンザナイトとして思い出に残すことにいたしましょう。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

ドナウからのらくがき

クルージングもいよいよ終盤です。
今夜と明日のみとなりました。

船の中ではいろいろなイベントが企画されていました。
6時半からはフェアウェル、カクテルパーティです。

このパーティではアマセレーナの全クルーが紹介されました。
この時、Room makeのSilviaさんRandyさんなどの名前を覚えることができたのです。
皆さんの生き生きとした素敵な姿、カッコいい!!!

7時からのディナーの後はDance the night(ダンスパーティ)です。
ディナーはオーストラリアからの母娘の方と一緒でした。
お母様はMarian、お嬢様はMariades。
オーストラリアのシドニーからでした。

我が家ではオーストラリアからの高校生のホームステイを何度か引き受けた事など、
日豪親善のお話に花が咲きました。

さて、ダンスタイムです。Myrian が Machiko と誘ってくれました。
二人でみんなで楽しくダンス!!!
こうして夜も更けクルーの皆さんと私たちのクルージングは明日を残すのみとなってしまいました。

ドナウからのらくがき ドナウからのらくがき

部屋に戻るとアンケート用紙とチップ用の袋が置いてありました。
アンケート用紙に、ほとんどExcelent(3つだけVery good)と記入しました。
こんなに素晴らしいクルーズを提供して下さっているのですから。
そして、チップの袋にも感謝の気持ちを入れさせて頂きました。

その時、Ama Waterways のロゴマークのある
25cm四方のボックスに気が付きました。
インフォメーションが入っているの??? と思いながら開けてみました。

何という事でしょう。
その箱の中にはターコイズブルーの美しいストールが入っていたのです。

えっえっえっ!!! これってプレゼント???
直ぐにフロントに電話すると私へのプレゼントだとの事。

ドナウからのらくがき

私は「凄く気に入りました。大切にします、ありがとう」とお礼を言いました。
感動です。感謝です。本当にありがとう、ありがとう。

明日の予定に目を通し、窓をめいっぱいに開けてドナウ川の風と空気を吸い込みました。
とうとうクルーズイングも明日のみとなったことが何だか、せつなくて…。

まちこ先生のドナウからのらくがき
まちこ先生のドナウからのらくがき① ~プロローグ~
まちこ先生のドナウからのらくがき② ~ブタペスト~
まちこ先生のドナウからのらくがき③ ~モハーチ~
まちこ先生のドナウからのらくがき④ ~ヴコヴァル~ノービサード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑤ ~ベオグラード~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑥ ~終日クルージング~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑦ ~ヴィディン~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑧ ~ルセ~
まちこ先生のドナウからのらくがき⑨ ~ブカレスト~