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お客様の声をいただきました!! オーシャニア・マリーナ 北欧・バルト海クルーズ

お客様の声

voice_icon01  オーシャニア・マリーナ 北欧・バルト海クルーズ
    兵庫県 H 様   2022年 8/17-24


自分は、何を隠そう、結構ヘヴィーな乗り物オタク。
鉄道や飛行機そして船も大好きで、機会を見つけては、楽しんできています。

クルーズは、これまでに、スタークルーズ、ノルウェージャン、ロイヤルカリビアン、MSC、カーニバル、
コスタ、ホーランドアメリカラインなどの外国船。
そして、飛鳥、飛鳥2、にっぽん丸、ぱしふぃくびいなすといった日本船。
さらに帆船スタークリッパーまでいろいろな船を楽しんできました。
どの船も、それぞれの良さがあり、ひとつひとつに素敵な思い出があります。

そして、今回は、オーシャニアクルーズのオーシャニアマリーナ。
コロナ禍でのキャンセルが続き、3年越しでようやく乗船が、実現出来ました。

憧れのバルト海7泊8日(ストックホルム発コペンハーゲン着)のクルーズです。
ウクライナ戦争の影響で、一番の目的だったロシアのサンクトペテルブルクやポーランドのグダニスクが抜港になり、
えっ!・・・というところもあったのですが、結論から言うと、これはこれで大満足のクルーズとなりました。

オーシャニア・マリーナ

寄港地は、
フィンランドのヘルシンキ、エストニアのタリン、

そしてコロナでの経路変更がなければ絶対に訪れないであろう、
スゥエーデンのヴィスビューやヘルシンボリ、

デンマークのレネ、そしてベルリンの外港ともいえるヴェルネミュンデと多彩。
午前中、無料のシャトルバスで町に出て、ゆかりの教会や城壁などをぶらぶらする。
午後からは、プールサイドで太陽を浴びてリラックス。

夕方にはシャワーですっきりしてディナー。
日没をベランダから楽しんだり、気が向けばショーを見て、
後はゆっくりと温泉の素を入れたバスタブで一日を振り返るという至福の日々でした。

クルーズの旅は、ある意味、船自体が目的地という側面があると思います。
それくらい、船内ですごす時間も貴重で、かつ楽しめると思います。

オーシャニアマリーナは、66000トンと、最近の超大型客船トレンドから見るとやや小ぶり、
それでもそばで見ると巨大!一枚の写真に収めづらいほど!。
そしてその内容は、ハード・ソフトを含め、これまで経験とは一線を画する素晴らしいものでした。

今回のクルーズでは、乗客数が427名(乗客定員1250名)、それに対してクルーは700名を超えているとのこと。
それもプラスしているのでしょうが、細部にまで行き届き、加えて客同士のソーシャルディスタンスも完璧で!

満船ではないという事情もあるのでしょうが、ゆとりがあり、一言でいうと、「優雅」。
クルーもお客さんも、そして船全体に流れる空気の「落ち着き」というか「品の良さ」が非常に心地よく、
なにもかもがこれまでの船とは違う空気感に、大げさに言うと感動を覚えました。
さすが「プレミアムシップ」です。

順不動ですが、感じ入ったポイントを・・・!

〇 乗船してからキャビンへの案内もスムーズ
 → 昼乗船しても、客室整備が終わる15時過ぎまではパブリックエリアで時間をつぶしていたのが、これまでの経験だったのに。

〇 客室もゆとりの広さでシックな雰囲気
 → 自分は、広めのベランダの客室を選んだのですが、これが大正解!さらに優雅な時間を過ごすことが出来ました。

ベランダ客室 広めのベランダ

〇 スイートではない一般的なカテゴリーのキャビンでもシャワーブースに加え、バスタブが!
 → 日本人は、やっぱり風呂に浸かりたいですよね。「温泉の素」を入れて、優雅な時間を過ごしました。

シャワーブースとは別にバスタブ

〇 wifiは、乗船から下船まで無制限で無料
 → 船のwifiは、高くて遅い!のが相場?!でしたが、なんと無料。地上ではないので、
  当然ですが、それでもLineの画像はもちろんのこと動画も時間はかかっても送ることが出来ました。
 (時間帯・場所によりますが)

〇 寄港地のシャトルバスは、無料
 → 港と町は微妙な距離なことが多いだけに、安心してフリーで歩き回りました。

無料シャトルバス

〇 デッキチェアーにはふかふかのクッション・そこにしっかりとタオル地のカバーが!
 → 毎日、すべての席にセットしてくれているクルーには頭が下がりました。

デッキチェアーにはふかふかのクッション

〇 ソフトドリンクは、どこでも何を飲んでも無料
 → マイボトルにたっぷりの氷とスプライトを入れてもらって出かけるのが、日課でした。

〇 客室の冷蔵庫のドリンク(補充あり)も、毎日置かれるミネラルウォーターも無料
 → 日々の水分補給が、熱中症には何よりの予防というところでも、安心でした。

〇 洗濯機・乾燥機、洗剤に至るまで完備で尚かつ無料
 → クリーニングに出すのもいいけれど、コストもかかるし、それよりは自分のスケジュールで洗濯出来るのが好み。
  それも無料でできるのは、何気に大きなメリット!

洗濯機・乾燥機、洗剤 完備

〇 レストランはフリーシッティングで、予約が必要な特別レストランでも予約の料金も無料
 → フレンチ・イタリアン・アジアン・ステーキハウス・そして通常のグランドダイニングや
  プールサイドテラスのハンバーガー・サラダレストラン、ビュッフェレストランと多彩。

  自分は行きませんでしたがワインとのペアリングが楽しめるレストランやシェフズテーブルなど。
  外国船なのに、どのレストランも、食の水準が非常に高いと感じました。

  これまでの経験だとコースの流れで1つ2つは、「おやっ!?」という味のものがあるのが、
  1週間のクルーズを通してもほんのわずかでした。
  
  アーリーシーティングやレートシーティングを選び、大きなテーブルを囲んで、
  毎日テーブルメイトと一緒に食事というのが当たり前だったあのころを思い出すと、隔世の感があります。

〇 毎日日替わりで、ジェラートが数種類楽しめる。もちろん無料
  プールを見下ろせるカフェでは、アフタヌーンティータイムには、小さなバーガーやサンドイッチ、
  いろいろなプチフールが並び、エスプレッソやマキアートなどのカフェメニューも充実。
  → 誘惑に負けてカップやコーンに好みのテーストを盛ってもらう日々は、背徳のよろこび!

日替わりのジェラート

となんか、船会社の宣伝か!というようなラインナップになってしまいましたが、
ここまでしてくれるなら、大衆船との料金の差も、納得でした。
というか財布のことを気にせず安心して自由に楽しめるので、むしろお得なのではと感じました。

大型船に比べると、船内エンターティンメントはおとなしめです。
ショーラウンジも大型船に比べると小ぶり。カジノも上品な感じですし、
日々のイベントでもゲームやビンゴといったわいわいとやるものよりも、
アートであったりクッキングスクールであったり、「大人テースト」でした。

クッキングスクールは、本気度がすごい!です。

船の中の施設とは思えないほど。一人ひとりに調理台が用意され、前面のモニターでは、シェフの手元もしっかりチェック。
人気のエンターティンメントなのか、キャンセル待ちのお客さんも数名いたほどでした。

クッキングスクール クッキングスクール シェフ

女性シェフの早口の英語は、ついていくには厳しかったですが、それでもちゃんと完成。
自分で作ったものをしっかりいただきます。

夕方の講座だったので、その日の晩ごはんは、ビュッフェレストランで軽く寿司とサラダを!と、
あえての食のバリエーションもしっかり楽しみました。

最終日のコペンハーゲンでの下船も、きわめてスムーズ。
乗船から下船まで待つことも並ぶこともなく、最後までストレスフリーな船でした。

欧州全体がそうなのですが、船内のお客さんたちも、コロナ対策はすっかりアフターコロナ。
マスクをつけている人もほとんどおらず、通常に戻った感が強かったです。

何が正解かはわかりませんが、
同調圧力のなかでパニックになることもなく、こちらも成熟した大人を感じました。
ちなみに、自分も手洗い・うがいは意識しましたが、マスクはほとんど着用せず!
でも、帰国前のPCR検査は陰性でした。

ただ、船内スタッフは、全員しっかりとマスクを着用してサービスにあたっていました。

今思い出しても、夢のような時間でした。
クルーの皆さんもフレンドリーだけどわきまえた距離感、非常に心地よかったです。
多くの人たちが、それを支えるために、懸命に動いてくれている。
でもそれを微塵も感じさせない優雅さ!北欧の澄み切った空気とともに堪能しました。

ただ1人の日本人乗客でしたが、大きなストレスもなく、リラックスして非日常を感じ続けた1週間。
一つの理想郷が、そこにありました。

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voice_icon01  NCL プライド・オブ・アメリカ ハワイ周遊クルーズ
    千葉県 W 様   2019年 9/14-21


シルバーウィークに絡めた我が家の夏旅(2019年09月)は、
またまたビガートラベル様のお世話になりながら
NCLプライドオブアメリカでのクルーズをメインとしたハワイ旅を満喫してきました。

まだクルーズ未体験だった頃にクルーズ番組で見たプライドオブアメリカが
我が家のクルーズ旅のきっかけになった船なのです。
船で4島(オアフ、マウイ、ハワイ、カウアイ)廻れちゃう、ハワイてんこ盛りなコースで
いつか乗れたらいいな~と、憧れを持ったのが始まりでした。

船の日程と休暇と最適なフライトとをうまく合わせるのはなかなか困難を極め
何度もハワイ周遊を断念し続け、その代りに行ける範囲で別なクルーズ旅行を何度か
体験しながら、今回漸く念願のプライドオブアメリカに辿り着く事ができました。

普段は個人手配旅行を基本にしていますが、以前ご縁あって利用させて頂いた
ビガートラベル様が本当に親切に対応して下さるので、
今回も迷わず各種手配をお願いさせて頂きました。
初めて乗船する勝手わからぬクルーズへ安心して出掛けられるのも、
問い合わせ~予約~出発まで迅速且つ丁寧に対応頂けてるお蔭です。
いつも本当にありがとうございます。

それでは、今回我が家の体験したハワイ4島クルーズの一部を振り返っていこうと思います。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

大き過ぎて写真に納まりきれない船体。これでも中型船と言われる8万トン。
寄港地で遊んでいる時も、かなり遠くからでも確認できちゃいます。

乗船時の混雑を避けようと、チェックイン可能時間から少し遅らせて港に出かけましたが
人の多さに驚きました。
港に着き、荷札を貰い、荷物を預け、チェックイン手続きが済んで乗船出来るまで
2時間程度要したでしょうか。
船内に入った後に入室できるまでにも結構時間がかかりました。
でもこれはパラダイスの始まりです。我慢できます。

これまでのクルーズでは殆ど日本の方を見かける事がなかったのですが
こちらはとても日本人が多く、常時日本人コーディネーターさんが乗船しているようで
乗船後&下船前には日本語説明会が開催され、船内新聞も日本語バージョンに翻訳して
届けて頂けてちょっとした質問や、トラブルなども対応して頂けたり
私達は利用しませんでしたが日本人向けエクスカーションも用意されていたり、
全てのお店に日本語メニューがあったりと言葉や船旅自体に不安がある方でも
気軽に乗船できる仕組みになっている印象を受けました。

昼からチェックインが始まり、出航は夜。
説明会や避難訓練を受け、お部屋で荷物整理をしていたらあっという間に出航でした。
私達は夕方から最後尾のワイキキバーに入り浸り、出船時はワインで乾杯です。

海側からワイキキの街を眺める機会もレアですが、
なんと言ってもこれから始まる船旅への期待でなんとも至福の時であった事を
鮮明に思い出します。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

今回、事前にエクスカーションやレストラン予約等は特にせず乗船したのですが、
こんな便利なシステムがありました。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

予約のデスクに行かずとも自室のテレビで手配が可能なシステムです。
全てではありませんがこのシステムで予約可能なアイテムかどうかも画面上で確認できました。

エクスカーションは、予約したらお部屋に参加チケットが届けられていましたし、
半信半疑でしたが レストランのお席も予約時間に行ってみると予約が取れていました。
手配デスクの混み具合を気にする事なく、自分のタイミングでその場で
予約できるのは快適でした。

このまま少し船内のお話を。
こちらは各種ゲストサービスが集中している5階中央の吹き抜けの空間。

プライド・オブ・アメリカ

お土産物から日用品が揃う便利ストリート。

プライド・オブ・アメリカ

昼間は沢山の人々で賑わっているプールエリア。
このエリアだけでジャグジーが4つもあり(他にも有)
バーもあるし、温水冷水楽しみながらついつい長居出来ちゃう空間でしたね。

プライド・オブ・アメリカ

昼間でも貸切状態で使えました~!!

プライド・オブ・アメリカ

日替わりで多様なショーや、色んなハンドメイド教室などが開催されるハリウッドシアター。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

シアターへは船内を少し移動するだけですので、とても気軽に楽しむ事が出来ました。
最後の夜は、各所のクルー達が集結したこんなパーティも。
最後はスタンディングオベーション。皆さんクルーズを満喫された証ですね~。

プライド・オブ・アメリカ

そんな素敵な旅のエッセンスになった、寄港地やお食事もご紹介したいと思います。

~寄港地~

◆マウイ島(カフルイ)
マウイ島・カフルイ

ハワイ島・ヒロ

乗船翌日、目覚めるとマウイ島に到着していました。
この日はこのままこちらに停泊なので、現地で過ごせる時間が沢山確保されていました。

我が家は事前に申し込んでおいたエクスカーションでワイレアビーチへ。
ラハイナ散策にも心惹かれつつ、ビーチを満喫する方を選択しました。
バス移動で30~40分程度だったと思います。
フォーシーズンズホテル前のビーチでまったり。景色だけで癒されましたね~。

マウイ島・カフルイ

マウイ島・カフルイ

◆ハワイ島(ヒロ)

日中のみの滞在で、エクスカーションは付けずに
港からタクシーで出掛け、カメハメハ通りを散策したり、海を眺めながらランチしたり
アイランドクッキーへ行ったり、タクシーやUbarでも十分楽しむ事ができました。
ヤシの木、モンキーポッド、バニヤンツリー等の沢山の大樹と
空と海のコントラストが素敵な街でした。

ハワイ島・ヒロ

ハワイ島・ヒロ

◆ハワイ島(コナ)

こちらも日中のみの滞在でした。
接岸せず、テンダーボートで上陸しました。
ボート乗船は10分程度でしたが、ラッキーにも途中イルカと遭遇で船内湧きましたね~。

ハワイ島・コナ

ハワイ島・コナ

全て徒歩で移動しました。
知らない土地で遠くまで移動しても船が見えると安心します。

ハワイ島・コナ

私達には目的があって、人が全く歩いていない道をひたすら歩き続けました。
丘を越え、炎天下を汗だくでズンズン歩きます。

ハワイ島・コナ

もう船からこんなに離れてしまいました。
グーグルマップさんは徒歩17分表示でしたが、港から30分は歩きましたね。

ハワイ島・コナ

丘の上の目的地はこちら!!

ハワイ島・コナ

コナビール!!
キンキンのビールを堪能するには十分過ぎるシチュエーション。
ひと口目が カラカラになった喉を通った瞬間が格別であったのは言うまでもありません。

ハワイ島・コナ

この後、地元スーパーでお土産探しをしたり、
コナコーヒーを堪能したり、あちこち歩き回りコナの街を遊び尽くしました。
この日の移動距離、普通は車使うレベルだったと思います。
こんなルートを辿る人は居なかったのか、他の乗船客は全く見かけませんでした。

◆カウアイ島(ナウィリウィリ)

こちらは1泊停泊ののんびり滞在型。

カウアイ島・ナウィリウィリ

予約していたエクスカーションが天候都合で中止になってしまいました。
シュノーケリング ポイントは高波だったようですが、 お天気は良かったので
ビーチに出かけてみました。徒歩でもアクセスできますが、途中までトロリーが
出てるとの事なので行きはこれで移動しました。

カウアイ島・ナウィリウィリ

カウアイ島・ナウィリウィリ

カウアイ島・ナウィリウィリ

翌日こちらを出航し、アフターヌーンクルーズで船上からナパリコースト鑑賞ができました。
写真ではなくて是非実物を見て頂きたいレベルで圧巻でした。

ナパリコースト

さすがに名物コースだけあって、たくさんの方がデッキに出てきていて大撮影会でした。

ナパリコースト

途中、ダブルレインボーに遭遇し、船中みんなハイテンション。
虹の根本が間近で見れました!! 虹の内側に入れるなんてなかなかできない経験です。

ナパリコースト

どこの街もそれぞれ特色があって、それを一度に味わう事が叶った寄港地巡りとなりました。

~お食事~

7泊8日も滞在したのに、スペシャリティーレストランを使う暇が無い程に
無料レストランが充実していました。
お腹の具合と各お店のオープン時間帯をうまく利用して、自分たちのペースで食事ができます。

◆スカイライン(カジュアル)

前菜やメインのジャンルから好きなものを好きなだけチョイスするタイプのレストラン。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

◆アロハカフェ(ブッフェ)

朝・昼・夜と時間帯に合わせたメニューが ブッフェ形式で用意されているので
一食として利用するのも、小腹を満たす程度の利用もOK。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

◆イーストミーツウエスト(アジアン)

洋食が続くと少し飽きてくるので、一度行ってみたところ美味しかったので
リピートしちゃいました。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

◆リバティ

唯一ドレスコードの設定があるお店でした。といっても、結構雰囲気はカジュアルでした。

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

プライド・オブ・アメリカ

◆キャデラックダイナー(24時間営業)

変な時間にお腹が空いても安心のお店。

プライド・オブ・アメリカ

◆ワイキキバー

船内で唯一スモーキングエリアのあるバー。
日替わりで用意されている本日のカクテルを毎日試し全て制覇。
普段甘いカクテルは飲まないのに、この雰囲気がそうさせる、THE・非日常!

プライド・オブ・アメリカ

8日間で4島周遊は、全ての寄港地が多彩で見どころ盛り沢山でした。
私達は乗船前日に1泊、下船後2泊ワイキキ滞在を織り込んでオアフ島も
しっかり満喫しました。

一度乗船したら、下船まで荷物の心配をせず身軽に色んなところを観光出来て
寝ている間にも移動してくれているのでとても効率が良くて、
船内で過ごす時間も沢山のイベントと充実の設備の数々。。。
やはりクルーズ旅、やめられませんね。

やめられないどころか、実は既に次のクルーズをビガートラベルさんにお願いしています。
という事で引き続き宜しくお願いします!!
大変お世話になり、ありがとうございました。

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voice_icon02  ポール・ゴーギャン号 ソシエテ諸島クルーズ 
    大阪府 T 様 2017年 8月


長年行きたいと思っていた「ポール・ゴーギャン号」の日程と、夏季休暇(+有休)の日程がうまく合致したので、
昨年に続き今回も“安心の”ビガートラベル様に手配をお願いしました。

料金は、公式サイトと同額でしたので、面倒な申し込みフォームを自分で入力する手間暇を考えれば、
ビガートラベル様に申し込んだ方が、安心安全です。
また、旅行前に不明な点があればいつも丁寧に教えて下さいます。

クルーズ旅行は1~2度体験すればすぐ慣れますので「個人旅行」で行った方が、断然お得と考えます。
そして「個人旅行」でも旅行代理店を通した方が、安心です。
万一、不測の事態(飛行機遅延など)が発生した際、対応を代理店に相談できますので。
(実際に、そのような事態に陥った事はありませんが。)

そう考えますと、ビガートラベル様は本当にありがたい存在です。

ちなみに、大手旅行会社(団体ツアー)と比べると、総額で3~4割ほど旅行代金を抑える事ができました。

余談ですが、ビガートラベル様とのお付き合いは、社員旅行をアテンドしていただいた事から始まります。
社長が若かりし頃、私の勤務先へ飛び込み営業に来られ、熱意と丁寧さで大手旅行会社に競り勝たれたそうです。

それ以降、勤務先では20年以上お付き合いが続いており、私の勤める会社では
「営業の姿勢を学びたければビガートラベル社長を見習え」とまで称賛されております。

タヒチ
モーレア島から見るタヒチ島

閑話休題。
それでは以下、ポール・ゴーギャン号について、個人的な感想を記させていただきます。

多くの方がこの船についての旅行記を記されていますので、
その隙間を埋めるような事柄を書ければと思っております。

ポールゴーギャン
港から船

【①チェックイン】
初日、午前11時頃に飛行機はタヒチ島に到着。
船のチェックインは15時のため、少々時間を持て余します。

港はタヒチ島の中心地に位置していますので、町の散策しようと考えていたのですが、
この8日間クルーズは土曜発。
そして、タヒチでは土曜の午後は、ほとんどのお店がお休みになります。

それでも、観光客向けの飲食店は開いていますので、私の場合は飲食店を2軒ハシゴし、
時間をつぶしました。

ビール醸造所『レ トロワ ブラッスール(Les 3 Brasseurs)』が位置的にもお薦めです。
店の正面、ちょうど道路を挟んで向かい側が港になっており、ポールゴーギャン号が停泊しています。

尚、空港からこの店まではタクシーで移動しました。
タクシーの料金相場は、日本と同程度です。
政府の認可が必要なので、ぼったくりタクシーはいません。
所用時間は15~20分、料金は1500~2000パシフィック・フラン程です。

13時頃に、スーツケースを引きずりながら船のそばに設けられた
集会用テントのような場所に近づいて行くと、すぐにスタッフが笑顔で寄ってきて、
荷物を預かってくれました(しかも、部屋まで運んでおいてくれます)。

旅行前には「船会社側では、事前に荷物は預からない」と聞いていたので、これは助かりました。
現地スタッフの判断だったのかも知れません。
おかげで身軽になった状態で、のんびり散策ができました。

チェックインの手続き自体は、船内『グランドサロン』で行われますので非常にスムーズ。
まったく込み合う事はありませんでした。

【②最終日(チェックアウト)】
下船はさらにスムーズ。前日までに精算を済ませ、希望する時間に降りれば良いだけです。
ただし、午前8時には部屋を出なければなりません。船内には10時まで滞在できます。

最終日のみ、朝食レストランは9時までとなっていますが、10時ぎりぎりまでプールバーでアルコール類も飲めます。
ラウンジでコーヒー紅茶なども飲めます。

細かい事を書くと、最終日2日前に書類で希望する下船時間を確認してくれます。
書類と言っても、マークシート式の書類にチェックを入れるだけ。

前日には、下船時間に合わせて色分けされた「荷物タグ」が部屋に届きます。
当日は「何色のタグの人は下船してもいいよ」と船内放送が順次流れますので、それに従うだけです。

【③客室】
少し古い船ですが、室内はきれいに整備・清掃されています。

今回私は、最も安い一番最下層(丸窓・バルコニー無し)の部屋を選択しました。

それで精いっぱいのお財布事情、というのが最大の理由ですが、
私の経験上、寝るとき以外ほぼ部屋には戻りませんし、
景色を見たいときは、眺めの良い船の最上階デッキまで行きますので。
もちろん、バルコニーは必須という方もいらっしゃると思います。
これはあくまで私個人の考え方です。

バルコニー付きの部屋の半額という料金の安さですが、船内で受けた接客サービスで差を感じる事はありませんでした。
(かなり高額な部屋には「バトラーサービス」があり、
“部屋付き執事”が荷解きからやってくれるらしいです。)

唯一、部屋料金の安さを感じた点は、風呂のアメニティ類で、
これらはビジネスホテル風に壁にボトルが張り付けらておりました。
固形石鹸だけがブランド物(「ロクシタン」)でした。

また、この船はどのランクの船室でも、ほぼバスタブがついています(一部シャワーのみの部屋あり)。
我が家の物より大きなサイズでした。

ちなみにシャワーは固定式ではなくハンドシャワーで、お湯もすぐ出て水の勢いもバッチリでした。
4回クルーズ船に乗った経験がありますが、ポール・ゴーギャン号が、水回りは一番良かったです。

【④ホスピタリティ】
ホスピタリティは「さすが」の一言です。
格式ばっておらず、フレンドリーでありつつ、適切に礼儀をわきまえた接客だと感じました。
スタッフはこちらの名前を憶えて、声をかけてくれます。
どのスタッフもこちらの英語力に合わせてゆっくり話してくれますので、カタコト英語でも会話も楽しめました。

余談ですが、会話の際に、いろいろボケて笑いを取っていたせいか、
夜のショータイムでは毎回ステージ(踊りの輪)に引きずり上げられました。

どうやら、きちんと客の性格を見て、「この人なら大丈夫」と判断したノリの良い人を、
狙ってステージに上げていたようです。
このあたり、客を見る目が流石と言えます。

レストランやバーのスタッフは気さくに話しかけてくれるので、
スタッフと積極的に交流すればするほど、どんどん楽しくなる船だと思います。

ポールゴーギャン

【⑤客層】
英語がペラペラの方は、乗客との交流も楽しいかと思います。
年齢層は、アメリカのシニア世代がほとんどで、小さな子ども連れとハネムーナーは少々と
いったところ(日本人は我々2名だけでした)。

富裕層の社交界を垣間見ることが出来ました。
皆さん精神的なゆとりがあり、こちらのカタコト英語にもきちんと対応してくれます。
「こいつ英語分かってねえな」と思ったらあまり突っ込んできません(笑)。

レストランやバー、オプショナル・ツアーなどで一緒になり、
多少なりとも会話をした人たちは、その後も、顔を合わせるたびに笑顔で挨拶してくれます。

皆さん誰に対してもそういう態度。
バーなどで、お互いハグや握手をされている風景を良くみかけました。

ポールゴーギャン
船からモーレア島
 

【⑥食事】
どのクルーズ船でも同じですが、船の上なので、基本「冷凍の食材」および「冷凍食品」です。
それさえ覚悟できていれば、何を注文してもハズレがなく美味しいものでした。
スープ系は初体験の謎味が多かったですが、まずくはないです。
下船後に行ったタヒチ島内のレストランの味は、どこもいまいち(ていうかマズイ)だったので、
それと比較するとかなり高いレベルです。
(ポール・ゴーギャン号の食事がタヒチで一番おいしいという評価もあるそうです。)

肉は、欧米人の考える「いい肉」。
草原を走っていたであろう、マッチョな赤身肉です。

朝、昼はビュッフェ形式で、さらにそれとは別に個別の注文もできます。
(「えっぐ・べねでぃくと」のようなオサレメニューがありました。)

また、ミシュラン星獲得シェフ監修の予約制レストラン
(予約取らず行ったら、すんなり入れてくれました。)は
通常のレストランより一段レベルが上がり、非常においしかったです。
いかにもミシュランが評価しそうな見た目から凝った料理でした。

レストラン内はフラッシュをたいて写真を撮れるような雰囲気ではなかったので、
食べ物の写真は全くおいしそうに撮れていません。ご了承下さい(単に下手なだけ)。

【エンターテイメント】
船内では、毎日さまざまなイベントが行われます。
船専属で、タヒチの伝統音楽を奏でるタヒチアンバンド(女性グループ)、
フィリピン人のバンドと、ピアニスト1名(フィリピン人男性)がおり、
毎晩バーやラウンジ等で演奏してくれます。

ちなみに、フィリピンのバンドの人たちはこの船に乗る前に、
何年か日本で仕事をしていたそうで、我々が行くと日本の歌を歌ってくれました。
他の客は分からないのに。

毎晩催されるショーは、以下のような催しでした。
1日目、最上階デッキで、ダンスパーティー
2日目、船専属ダンサーによるタヒチアンダンス
3日目、最上階デッキで、ダンスパーティー
4日目、スタッフによる、宴会芸的な催し(歌、めっちゃうまい人がいました)
5日目、船専属女性歌手による70~80年代懐メロショー
6日目、モーレア島の人たちによる素朴なタヒチアンダンス
7日目、タヒチ島のプロ集団によるタヒチアンダンス

全般的にアットホームな雰囲気です。
停泊地の島の住人が、踊りに来てくれたりするので、その「素朴さ」を楽しむ催し物になっています。

ダンスの締めは、客もステージに上げて「みんなで踊りましょう」パターンです。
前述の通り、なぜか毎回上げられました。
もちろん、嫌がる客を無理やりステージに上げるような事はありません。

【島内観光などの有料オプショナルツアー】
船の航路が、4島(フアヒネ島、タハア島、ボラボラ島、モーレア島)を巡るルートでした。
ボラボラ島とモーレア島では沖合に1泊し、2日間滞在します。
(事前に予約すれば、この間にそれぞれの島のインターコンチネンタル・ホテルの
水上バンガローに宿泊することが可能です。当然、別途宿泊料金が必要ですが。)

各島でのオプショナルツアーのほとんどが3時間単位なので、
午前・午後にツアーを申し込むことができます。
事前にネット申込みができますし、「水上バイクに乗る」ような台数制限のあるツアー以外は、
直前の申し込みでも柔軟に対応してくれます。
(13時発の島内観光ツアーに11時頃に申し込んでも大丈夫でした。)

私はタヒチそのものが初めてでしたので、島内観光やダイビングなど目一杯盛り込みましたが、
正直、行かなくても良かったなと思う「島内観光」もありました。
当日の天候をみてから、申し込んだ方が良いと思う事が多々ありました。

①フアヒネ島・・・ポリネシア遺跡に興味がない限り、特に見どころはないと思います。
 ここでは、シュノーケルツアーに行きました。
 3ヶ所回りますが、どこも、砂の上にサンゴがある場所だったので、波で水が濁っていました。
 ぶっちゃけ、どこかで一度でもシュノーケルを経験した事がある方には、おすすめしません。
 シュノーケル初心者の方は、魚の数が多いので、楽しめると思います。


         
②タハア島・・・・バニラ栽培と黒真珠養殖が主産業の島。
 島内観光(バニラ農園と黒真珠養殖場)に行きましたが、
 当日雨だったので景色も悪く、失敗でした。

※ここには、船会社が所有している無人島があります。
 無料で行けますので、そこへ行けば良かったと悔やんでおります。
 (いずれにせよこの時は、行った人も「大雨で大変だった」と言ってましたが)

 

③ボラボラ島・・・1日目。4WD自動車で回る島内観光に参加。
 景色とオフロードでの急な坂の上り下りを愉しむツアーです。
 そういった荒い運転が苦手な方は避けた方がよいでしょう。

 

 2日目。午前:ダイビング。非常に透明度の高い海です。
 ダイビングの準備はスタッフがすべて行ってくれますので、私はタンクを背負うだけ。
 年1回ペースでしかダイビングしない私でも、問題なく潜れました。

 午後:ダイビングの予定でしたが、残念な事には強風・高波のため中止に。
 急きょ、シュノーケル・ツアーに申込んだところ、問題なく参加できました。

④モーレア島・・・1日目。午前午後:ダイビング2本参加。
 2日目。バスで回る島内観光に参加。
 天気も良く、景色がきれいな島でした。

※モーレア島にも船会社が契約している無人島があり、そこへ行くのは無料です(私は時間が無く行けませんでした)。

上記のように色々行った結果、最終的に思った結論は、
「この船は船上でのんびり優雅に過ごすのが『正解』だったな」という事でした(笑)

以上、思いつくままに書き連ねてみました。
皆様のご参考になれば、幸いです。

ポールゴーギャン
船 屋上からモーレア島
お客様の声

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ポール・ゴーギャン タヒチ・南太平洋クルーズ

voice_icon02  ポール・ゴーギャン号 ソシエテ諸島クルーズ8日間 
    大阪府 T 様 2017年 8月


長年行きたいと思っていた「ポール・ゴーギャン号」の日程と、
夏季休暇(+有休)の日程がうまく合致したので、
昨年に続き今回も“安心の”ビガートラベル様に手配をお願いしました。

料金は、公式サイトと同額でしたので、
面倒な申し込みフォームを自分で入力する手間暇を考えれば、
ビガートラベル様に申し込んだ方が、安心安全です。
また、旅行前に不明な点があればいつも丁寧に教えて下さいます。

クルーズ旅行は1~2度体験すればすぐ慣れますので「個人旅行」で行った方が、
断然お得と考えます。
そして「個人旅行」でも旅行代理店を通した方が、安心です。
万一、不測の事態(飛行機遅延など)が発生した際、対応を代理店に相談できますので。
(実際に、そのような事態に陥った事はありませんが。)

そう考えますと、ビガートラベル様は本当にありがたい存在です。

ちなみに、大手旅行会社(団体ツアー)と比べると、総額で3~4割ほど
旅行代金を抑える事ができました。

余談ですが、ビガートラベル様とのお付き合いは、
社員旅行をアテンドしていただいた事から始まります。
社長が若かりし頃、私の勤務先へ飛び込み営業に来られ、
熱意と丁寧さで大手旅行会社に競り勝たれたそうです。

それ以降、勤務先では20年以上お付き合いが続いており、私の勤める会社では
「営業の姿勢を学びたければビガートラベル社長を見習え」とまで称賛されております。

タヒチ
モーレア島から見るタヒチ島

閑話休題。
それでは以下、ポール・ゴーギャン号について、個人的な感想を記させていただきます。

多くの方がこの船についての旅行記を記されていますので、
その隙間を埋めるような事柄を書ければと思っております。

ポールゴーギャン
港から船

【①チェックイン】
初日、午前11時頃に飛行機はタヒチ島に到着。
船のチェックインは15時のため、少々時間を持て余します。

港はタヒチ島の中心地に位置していますので、町の散策しようと考えていたのですが、
この8日間クルーズは土曜発。
そして、タヒチでは土曜の午後は、ほとんどのお店がお休みになります。

それでも、観光客向けの飲食店は開いていますので、私の場合は飲食店を2軒ハシゴし、
時間をつぶしました。

ビール醸造所『レ トロワ ブラッスール(Les 3 Brasseurs)』が位置的にもお薦めです。
店の正面、ちょうど道路を挟んで向かい側が港になっており、
ポールゴーギャン号が停泊しています。

尚、空港からこの店まではタクシーで移動しました。
タクシーの料金相場は、日本と同程度です。
政府の認可が必要なので、ぼったくりタクシーはいません。
所用時間は15~20分、料金は1500~2000パシフィック・フラン程です。

13時頃に、スーツケースを引きずりながら船のそばに設けられた
集会用テントのような場所に近づいて行くと、すぐにスタッフが笑顔で寄ってきて、
荷物を預かってくれました(しかも、部屋まで運んでおいてくれます)。

旅行前には「船会社側では、事前に荷物は預からない」と聞いていたので、
これは助かりました。
現地スタッフの判断だったのかも知れません。
おかげで身軽になった状態で、のんびり散策ができました。

チェックインの手続き自体は、船内『グランドサロン』で行われますので非常にスムーズ。
まったく込み合う事はありませんでした。

 

【②最終日(チェックアウト)】
下船はさらにスムーズ。前日までに精算を済ませ、希望する時間に降りれば良いだけです。
ただし、午前8時には部屋を出なければなりません。船内には10時まで滞在できます。

最終日のみ、朝食レストランは9時までとなっていますが、
10時ぎりぎりまでプールバーでアルコール類も飲めます。
ラウンジでコーヒー紅茶なども飲めます。

細かい事を書くと、最終日2日前に書類で希望する下船時間を確認してくれます。
書類と言っても、マークシート式の書類にチェックを入れるだけ。

前日には、下船時間に合わせて色分けされた「荷物タグ」が部屋に届きます。
当日は「何色のタグの人は下船してもいいよ」と船内放送が順次流れますので、
それに従うだけです。


 

【③客室】
少し古い船ですが、室内はきれいに整備・清掃されています。

今回私は、最も安い一番最下層(丸窓・バルコニー無し)の部屋を選択しました。

それで精いっぱいのお財布事情、というのが最大の理由ですが、
私の経験上、寝るとき以外ほぼ部屋には戻りませんし、
景色を見たいときは、眺めの良い船の最上階デッキまで行きますので。
もちろん、バルコニーは必須という方もいらっしゃると思います。
これはあくまで私個人の考え方です。

バルコニー付きの部屋の半額という料金の安さですが、
船内で受けた接客サービスで差を感じる事はありませんでした。
(かなり高額な部屋には「バトラーサービス」があり、
 “部屋付き執事”が荷解きからやってくれるらしいです。)

唯一、部屋料金の安さを感じた点は、風呂のアメニティ類で、
これらはビジネスホテル風に壁にボトルが張り付けらておりました。
固形石鹸だけがブランド物(「ロクシタン」)でした。

また、この船はどのランクの船室でも、ほぼバスタブがついています
(一部シャワーのみの部屋あり)。
我が家の物より大きなサイズでした。

ちなみにシャワーは固定式ではなくハンドシャワーで、
お湯もすぐ出て水の勢いもバッチリでした。
4回クルーズ船に乗った経験がありますが、ポール・ゴーギャン号が、
水回りは一番良かったです。

 

【④ホスピタリティ】
ホスピタリティは「さすが」の一言です。
格式ばっておらず、フレンドリーでありつつ、適切に礼儀をわきまえた接客だと感じました。
スタッフはこちらの名前を憶えて、声をかけてくれます。
どのスタッフもこちらの英語力に合わせてゆっくり話してくれますので、
カタコト英語でも会話も楽しめました。

余談ですが、会話の際に、いろいろボケて笑いを取っていたせいか、
夜のショータイムでは毎回ステージ(踊りの輪)に引きずり上げられました。

どうやら、きちんと客の性格を見て、「この人なら大丈夫」と判断したノリの良い人を、
狙ってステージに上げていたようです。
このあたり、客を見る目が流石と言えます。

レストランやバーのスタッフは気さくに話しかけてくれるので、
スタッフと積極的に交流すればするほど、どんどん楽しくなる船だと思います。

ポールゴーギャン

【⑤客層】
英語がペラペラの方は、乗客との交流も楽しいかと思います。
年齢層は、アメリカのシニア世代がほとんどで、小さな子ども連れとハネムーナーは少々と
いったところ(日本人は我々2名だけでした)。

富裕層の社交界を垣間見ることが出来ました。
皆さん精神的なゆとりがあり、こちらのカタコト英語にもきちんと対応してくれます。
「こいつ英語分かってねえな」と思ったらあまり突っ込んできません(笑)。

レストランやバー、オプショナル・ツアーなどで一緒になり、
多少なりとも会話をした人たちは、その後も、顔を合わせるたびに笑顔で挨拶してくれます。

皆さん誰に対してもそういう態度。
バーなどで、お互いハグや握手をされている風景を良くみかけました。

ポールゴーギャン
船からモーレア島

【⑥食事】
どのクルーズ船でも同じですが、船の上なので、基本「冷凍の食材」および「冷凍食品」です。
それさえ覚悟できていれば、何を注文してもハズレがなく美味しいものでした。
スープ系は初体験の謎味が多かったですが、まずくはないです。
下船後に行ったタヒチ島内のレストランの味は、どこもいまいち
(ていうかマズイ)だったので、それと比較するとかなり高いレベルです。
(ポール・ゴーギャン号の食事がタヒチで一番おいしいという評価もあるそうです。)

肉は、欧米人の考える「いい肉」。
草原を走っていたであろう、マッチョな赤身肉です。

朝、昼はビュッフェ形式で、さらにそれとは別に個別の注文もできます。
(「えっぐ・べねでぃくと」のようなオサレメニューがありました。)

 

また、ミシュラン星獲得シェフ監修の予約制レストラン
(予約取らず行ったら、すんなり入れてくれました。)は
通常のレストランより一段レベルが上がり、非常においしかったです。
いかにもミシュランが評価しそうな見た目から凝った料理でした。

レストラン内はフラッシュをたいて写真を撮れるような雰囲気ではなかったので、
食べ物の写真は全くおいしそうに撮れていません。ご了承下さい(単に下手なだけ)。

 

【エンターテイメント】
船内では、毎日さまざまなイベントが行われます。
船専属で、タヒチの伝統音楽を奏でるタヒチアンバンド(女性グループ)、
フィリピン人のバンドと、ピアニスト1名(フィリピン人男性)がおり、
毎晩バーやラウンジ等で演奏してくれます。

ちなみに、フィリピンのバンドの人たちはこの船に乗る前に、
何年か日本で仕事をしていたそうで、我々が行くと日本の歌を歌ってくれました。
他の客は分からないのに。

毎晩催されるショーは、以下のような催しでした。
1日目、最上階デッキで、ダンスパーティー
2日目、船専属ダンサーによるタヒチアンダンス
3日目、最上階デッキで、ダンスパーティー
4日目、スタッフによる、宴会芸的な催し(歌、めっちゃうまい人がいました)
5日目、船専属女性歌手による70~80年代懐メロショー
6日目、モーレア島の人たちによる素朴なタヒチアンダンス
7日目、タヒチ島のプロ集団によるタヒチアンダンス

全般的にアットホームな雰囲気です。
停泊地の島の住人が、踊りに来てくれたりするので、
その「素朴さ」を楽しむ催し物になっています。

ダンスの締めは、客もステージに上げて「みんなで踊りましょう」パターンです。
前述の通り、なぜか毎回上げられました。
もちろん、嫌がる客を無理やりステージに上げるような事はありません。

 

【島内観光などの有料オプショナルツアー】
船の航路が、4島(フアヒネ島、タハア島、ボラボラ島、モーレア島)を巡るルートでした。
ボラボラ島とモーレア島では沖合に1泊し、2日間滞在します。
(事前に予約すれば、この間にそれぞれの島のインターコンチネンタル・ホテルの
水上バンガローに宿泊することが可能です。当然、別途宿泊料金が必要ですが。)

各島でのオプショナルツアーのほとんどが3時間単位なので、
午前・午後にツアーを申し込むことができます。
事前にネット申込みができますし、「水上バイクに乗る」ような台数制限のあるツアー以外は、
直前の申し込みでも柔軟に対応してくれます。
(13時発の島内観光ツアーに11時頃に申し込んでも大丈夫でした。)

私はタヒチそのものが初めてでしたので、島内観光やダイビングなど目一杯盛り込みましたが、
正直、行かなくても良かったなと思う「島内観光」もありました。
当日の天候をみてから、申し込んだ方が良いと思う事が多々ありました。

①フアヒネ島・・・ポリネシア遺跡に興味がない限り、特に見どころはないと思います。
 ここでは、シュノーケルツアーに行きました。
 3ヶ所回りますが、どこも、砂の上にサンゴがある場所だったので、
 波で水が濁っていました。
 ぶっちゃけ、どこかで一度でもシュノーケルを経験した事がある方には、おすすめしません。
 シュノーケル初心者の方は、魚の数が多いので、楽しめると思います。


         
②タハア島・・・・バニラ栽培と黒真珠養殖が主産業の島。
 島内観光(バニラ農園と黒真珠養殖場)に行きましたが、
 当日雨だったので景色も悪く、失敗でした。

※ここには、船会社が所有している無人島があります。
 無料で行けますので、そこへ行けば良かったと悔やんでおります。
 (いずれにせよこの時は、行った人も「大雨で大変だった」と言ってましたが)

 

③ボラボラ島・・・1日目。4WD自動車で回る島内観光に参加。
 景色とオフロードでの急な坂の上り下りを愉しむツアーです。
 そういった荒い運転が苦手な方は避けた方がよいでしょう。

 

 2日目。午前:ダイビング。非常に透明度の高い海です。
 ダイビングの準備はスタッフがすべて行ってくれますので、私はタンクを背負うだけ。
 年1回ペースでしかダイビングしない私でも、問題なく潜れました。

 

 午後:ダイビングの予定でしたが、残念な事には強風・高波のため中止に。
 急きょ、シュノーケル・ツアーに申込んだところ、問題なく参加できました。

 

④モーレア島・・・1日目。午前午後:ダイビング2本参加。
 2日目。バスで回る島内観光に参加。
 天気も良く、景色がきれいな島でした。

 

※モーレア島にも船会社が契約している無人島があり、そこへ行くのは無料です
(私は時間が無く行けませんでした)。

上記のように色々行った結果、最終的に思った結論は、
「この船は船上でのんびり優雅に過ごすのが『正解』だったな」という事でした(笑)

以上、思いつくままに書き連ねてみました。
皆様のご参考になれば、幸いです。

ポールゴーギャン
船 屋上からモーレア島


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