
大きければ大きい程、巨大客船=豪華客船のイメージ。
アトリウムに吹き抜け、広いレストラン、プールの周りには多数のデッキチェア、
巨大シアター、10万トンを超える大型客船、乗客数は5千人を超える客船も。
いろいろなクルーズを見るほど、大型船と小さな客船とでは、
 同じクルーズといっても、全くコンセプトが違い、
 違うものなのだという事が分かりました。
小型船 スモールシップ(1~5万トン)でのクルーズの設備は大小はありますが大型船と変わりません。
 その設備を何人で利用するかになります。
 大型船ではそれだけ乗客を乗せるので、どこに行っても混みあいます。
 寄港地で下船したいと思っても3時間以上かかることも。
 スモールシップでは下船したいと思ったらその場で下船できます。
船内の設備ではどこに行っても空いていて、ストレスは感じません。
 また乗客とクルーの対比が全く違います。
 例えばレストランでは、カジュアル大型船では、ウェイターはてんてこ舞いで、
 乗客の食事の進み具合まで見ることはできません。
 注文するのも一苦労で、注文して料理が出てくるまで30分はよくあります。
スモールシップの場合、料理も素材・レベルもさることながら、
 ウェイターが食事の進み具合をよく見ています。
 飲み物がなくなりそうになったら、ウェイターから声をかけていただきます。
そんなスモールシップのクルーズ代金は大型船と比べ3~10倍以上は高くなるイメージです。
 比例して乗客層も変わってきます。
 同じクルーズといっても全く違うものなのです。
 
 


