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まちこ先生の海からのらくがき② ~マラッカ~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

voice_icon02 コスタ・ビクトリア シンガポールクルーズ 2016年 1/20-24 
  まちこ先生の海からのらくがき② 


旅の2日目の始まりです。
朝食は広くて素敵なレストランで頂きました。
きちんとオーダーを取り(ジュース、卵料理、ヨーグルト等)丁寧な対応でした。

午前9時にマラッカに着きました。
下船チェック(ショルダーバッグ)後80人乗り位のボートで桟橋に向かいます。
15分位で桟橋に着きました。

1時間45リンギットで4時間のハイヤー観光をお願いしました。
→チップを含めて200リンギット(約6000円)幸いとても良いドライバーさんでした。
限られた時間の中を次の5箇所に連れて行ってくれました。

1、青雲亭寺院 ⇒ マレーシア最古の華人による仏教寺院。
1646年に中国から運ばれた材料で建立、漁民の守護神として
信仰され多くの参拝者がいました。日本の寺院とは全く異なる雰囲気でした。

2、カンポンクリンモスク ⇒ マレーシア最古のモスク
1868年マラッカに住むインド人によって建立。
イスラム教徒以外は建物の中には入れませんが、水をたたえた境内が美しく癒されました。

3、セントジョーンズ砦 ⇒ マラッカの町が見渡せる丘の上にある。
18世紀オランダ人によって再建築されたもの。
マラッカの町を背にドライバーさんとの2ショットは良い思い出です。

4、マレーシアンハウス ⇒ 上品な老婦人が今も守っている古いマレーシアのお屋敷。
中は風通しがよく涼しい。
リビング、ベッドルーム、キッチン、お庭と全てが豪華で美しく
住みやすそうな素敵なお屋敷でした。

5、マラッカ海峡モスク ⇒ 珍しい水上モスク。
満潮時は神秘的な水上モスクになるとの事。宮島の満潮時の厳島神社と重なりました。
ムスリムでなくても、衣装を着替えると建物の中に入れます。
白色が海の青色に映える美しいモスクでした。

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マラッカでの午前10時から午後2時までの観光はアッという間に終わりました。
桟橋に戻ると、COSTAまでのボートに乗る人々であふれかえっていました
ボートに乗れるまで、40分位は待ったでしょうか。

COSTA に戻れたのは3時くらいになっていたと思います。
マラッカ出港が16時ですから丁度良いイクスカージョンでした。

マラッカで一番印象に残ったのはマラッカ海峡モスクです。
無料のムスリムの衣装に着替えて建物内に入れたこと。
白いモスクから見た青い海の美しかった事。
又、マレーシアンハウスも楽しかったです。
豊かな昔ながらのマレーシアの人々の生活を思い描けました。

ボートがCOSTAに着き手荷物チェック後、客室に戻るとディナーの場所と
席番号の書かれたカードが置いてありました。
ディナードレスコードはベストな物の様です。
私たちはカジュアルエレガントな装いでレストランに向かいました。

テーブルはデンマークのグループ5人のお隣でした。
席への誘導もオーダーの取り方、サービスも感じ良いものでした。
メインディッシュ、夫はロブスターを私はステーキを選びました。
スープからデザートまでなかなか良いお味でした。

お食事をしながらお隣のデンマークからの方々とすっかり仲良くなりました。
写真をみんなで取りました。帰国後もちろんメールでお届けしました。

部屋に戻ってなんだか今日は良い日だったなぁと幸せな気分になりました。

でも、テ、テ、テーブルの上のシャンパンが気になります。
氷はすっかり解けてしまいました。
水の中のシャンパンが気になりながらプライベートデッキで夫とビールで乾杯! 
1月21日は楽しく過ごせました。

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まちこ先生の海からのらくがき
まちこ先生の海からのらくがき① ~シンガポール出航~
まちこ先生の海からのらくがき② ~マラッカ~
まちこ先生の海からのらくがき③ ~ペナン島~
まちこ先生の海からのらくがき④ ~シンガポール下船~
まちこ先生の海からのらくがき⑤ ~40年ぶりのシンガポール~


まちこ先生の海からのらくがき④ ~シンガポール下船~

まちこ先生の旅からのらくがき
元日系国際線客室乗務員。現在はマナー講師として全国で活躍中。

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  まちこ先生の海からのらくがき④ 


カーテンの隙間からこぼれる朝日の光で午前7時過ぎ目が覚めました。
船は14時にシンガポール到着です。

まだ、マレーシアの領海を航行中のはず。
本格的にパッキングをしていると夫が起きてきました。
2人で朝食後部屋に戻るとドア横のボックスに請求書が入っていました。

20日~22日迄に使った料金と明細が書かれていました。
チップの72ドルもちゃんと含まれています。
でも、シャンパンの料金は入っておりません。
という事は…
カードはなかったけどシャンパンは、ビガートラベルさんのお心遣いだったのだ…。
この時やっとわかりました。

この支払いの時も大変な行列でした。支払いは米ドルでしました。
ここからの支払いは飲み物や免税品もすべて現金支払いとなります。
夫が支払っている間、私は4点の免税品を購入しました。
部屋に戻り再びパッキング開始。

シャンパンは壊れないように衣類やタオルにくるんで持ち帰ることにしました。
部屋に忘れ物の無いように慎重にスーツケースに入れていきます。

………するとドンドンとけたたましくドアをノックする音。
一体何事?
いぶかしげにドアを開けると男性クルーが10時を過ぎたから部屋を出ろ!というのです。
えぇー!!!!! そんな!!!!! シンガポール到着は14時ですよ。
その事をいくら説明しても Get out in ten minutes.との答え。
しょうがない(これは我慢する日本文化)急いでパッキングを済ませることにしました。

又、ドンドンドンとドアノック。
開けると先程のクルーが10分過ぎたから出てくれ、というのです。
私は尋ねました。14時の到着までどこにいればいいの?
すると彼の返事は“スーツケースを部屋の外に置いたらホ―ルか6階のバーにどうぞ”でした。
ホールに行くと物凄い人です。

6階のバーに行きました。そこにはあいている椅子があり2人で座り込みました。
11時からは11階のレストランでビュッフェランチが始まります。

エレベーターでそちらに向かおうとしていると、
昨日お会いした陽子さんファミリィと一緒になりました。
彼女たちも(ご主人とお子さん)部屋を追い出された事にそうとう驚かれた様子でした。
シンガポール到着までそのファミリィとご一緒にランチと楽しいお話。
お蔭で3時間が割と速く過ぎました。

この間にパスポートを取りに行き、下船準備もしておきました。
20日に出航した時のシンガポールの景色が段々近づいてきました。

シンガポールに到着しました。
QIC も大変な人数ですから結構時間がかかります。
煙草とお酒の申告はきちんとした方が良いですね。
シャンパンは直ぐにOK になりましたが、シンガポールの煙草の審査は厳しいです。

船内の免税店で夫が買って残った8箱に厳しいチェックが入りました。
S$68の税金がかかるので、夫の話によると要らないといって置いてきた、
税金はもちろん払わなかったとの事です。
良い勉強になりました。

スーツケースと共に乗船手続きをした場所に出られたのは3時半頃でした。
そして間もなく4時になると20日にお別れしたDroiさんが満面の笑顔で
私たちを出迎えて下さいました。

運転手のTekuさんがスーツケースを車に入れて下さいました。
さぁ、これから5時間のシンガポール観光が始まります。

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まちこ先生の海からのらくがき⑤ ~40年ぶりのシンガポール~

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  まちこ先生の海からのらくがき⑤ 


40数年ぶりのシンガポール。
私にとっては文字通り“浦島太郎”状態でした。
緑の木々に囲まれていた南国ムードの漂っていた街は大都会に代わっていたのです。
だからこそ再び訪れたかった。

ドライバーのTeku さんも日本語ガイドのDroiさんも本当に良い方でした。
限られた5時間を目いっぱい有効に案内してくださいました。
私のリクエストも含めてご案内下さったのは次の所です。

1、観覧車(フライアー) ⇒ シンガポールの見所を一通り見渡せる乗り物で、40分から60分かけて回る。
スコールだと乗れなくなるとの事、それを心配して一番先に行きました。絶景です….。

2、ガーデンズバイザベイ ⇒ フラワードーム(ドームの中には色々な種類の花々が)、
クラウドフォーレスト(フォーレストの名前のように沢山の種類の木々で森のよう)、
Super trees(25m~50mの18本の巨大人工ツリーで出来ており、
2本のツリーは全長128mのスカイウエイ、空中散策路でつながっていて
マリーナベイサンズ等を背景に雄大な景色を堪能できる、
長蛇の列を待ってでも絶対行くべき)を見て回りました。
時間がない場合、Super treesをお勧めします。

3、カトン地区 ⇒ ここは私の希望で案内して頂きました。
旅の前にネットで調べて行きたかった場所です。
外壁はパステルカラーで間口が狭く奥行きの深い作りが特徴。

ガイドさんの説明によるとブラナカン(中国の男性とマレーシアの女性の結婚)の人々の居住地区。
期待以上にとてもかわいらしいハウスが通りを挟んで両側に並んで建てられていました。

4、アラブストリート ⇒ 段々日が落ちてきたので、車窓からの眺め。
でもアラブ独特のエキゾチックな雰囲気を楽しむ事ができました。

5、グッドウッドパーホテル ⇒ こちらも私のリクエストで行って頂きました。
シンガポールを訪れるたびに宿泊していたホテルです。
エントランス前迄行って頂きました。何て懐かしい!!!
このホテルだけは当時のまま、全く変わっていませんでした。

本当はロビーでお茶の一杯でも,,,、の所でしたが先を急ぐ必要があり、
クラークキー等を車窓で眺めながら、再びマリーナベイに引き返しました。

6、マリーナベイサンズナイトショー ⇒ 毎晩無料で行われる光と音楽と水のショウ(約15分間) 
DroiさんとTekuさんはこのショーを私たちに見せるために急いでくれたのです。
そのおかげで、午後8時からのショーを心から楽しむ事ができました。
まるで幻想の世界に紛れ込んだような不思議な美しさの中に浸ることができました。

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ショーを終えてDroiさんの待つ場所に戻ると時計はすでに8時20分です。
そのことを彼女に伝えると、せっかくマリーナベイサンズホテルに来たのだから、
ロビーで写真を撮りましょうと言ってくれました。

長い広い高級感あふれる場所を潜り抜けロビーに出ました。
高い吹き抜けのヒローイそのロビーで私共の写真を撮って下さいました。 

空港まで30分はかかります。
シンガポールでの5時間の観光は終わりを告げようとしています。
そして、車はチャンギ国際空港へ。

Droi さんは航空会社のカウンターへも付き添って下さいました。
そればかりか出国ロビーの手前迄も。私ども夫婦は彼女に心からお礼を言いました。
「Droiさん、ありがとうございました。とても楽しかった。本当にありがとう!!!」 
彼女は優しい笑顔でちぎれるほど手を振りながら
出国手続きへ向かう私たちを見送って下さいました。

シンガポールでの5時間、なんと楽しく有意義で忘れがたいひと時だったことでしょう。
出国手続きを終え、ラウンジへ向かいました。

福岡への便は24日の午前1時過ぎの離陸です。
ラウンジで旅を振り返りながらゆっくりとくつろぐことができました。
ボーディングの呼び出しランプで搭乗口へ。

飛行機は真夜中のシンガポールを飛び立ちました。
スムーズな離陸で旅の幕は下りようとしています。

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